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2024年6月

  • 2024年06月17日(月)

    弁論大会

    6月17日 本日校内弁論大会が行われました。

     各クラスの代表が,今 興味関心のあること,同じ世代の生徒に訴えたい思いを弁論大会で発表しました。

     同性婚やLGBTQ,少子高齢社会,世界平和などグローバルな視点からSDGsに関連する内容や,人体の仕組み,宿題を忘れたときの対応,現在の自分や部活動にについてなどさまざまな分野の発表がありました。

     普段思っていてもなかなか言葉にして表現することは,難しいことでもあります。12名の弁士の皆さんは,何度も何度も時間をかけて構成や文章を作り上げてきました。どれも素晴らしい発表でした。

    弁論大会結果

    1位 電子機械科3年1組 宮迫空斗「自分らしく」

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    2位 情報技術科3年 薬師寺琉心「全ては仮想現実にできている」

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    3位 電子機械科3年2組 辻 祐希「宿題忘れた」

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  • 2024年06月10日(月)

    全体朝礼と表彰伝達式

     6月10日 今日は一週間の始まり月曜日です。

     今日は表彰伝達式と全体朝礼が行われました。

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     姶良・伊佐地区大隅地区春季高等学校体育大会 柔道競技に隼人工業・鹿屋工業・並木学院連合で本校から2名の生徒が出場し,男子団体2位の成績を残しました。

     

     表彰伝達式の後に全体朝礼が行われました。

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    全体朝礼 校長挨拶 

     一学期も半分が過ぎ,3年生にとっては来月1日よりいよいよ求人票の受付,最終三者面談時期となります。6・3・3の12年と学校生活を過ごし,どの様に成長してこれたでしょうか。

     一般に,外見の成長は,栄養と睡眠,時間の経過によって行えるものですが,内面の成長は自分の見聞き判断,行動,振り返りなど,経験からくるものが多くを占めます。言い換えると,内面の成長は,プラス思考などを含む,自分の見方・考え方・捉え方によるところが大きく,自分次第ということになります。

     したがって,体験を含む学びを続けて,高みへ内面を成長させつづけることは,人生の終焉を迎えるまで可能となるのです。このことからも学校などへの入学はあっても,その課程が修了したからといって卒学とは言わないのです。もし人が,学びを止めた時,その人の真の成長は止まるでしょう。実際,「学びはしたくない。成長しないで良い。」と,口では言ったところで,学びが終わるとは思っていないことも悟っていると思います。なぜなら成功・失敗,苦難・災害からの学びは,好むと好まざると,人生では多くの事象が切っても切れない関係性の中で起こるからです。

     では,どうやってその問題を解決するか。「スムーズに捉えてストレスなく解消へと展開を図るコツ」が,「生きる知恵」と言われるものとなるのです。

     

     話は変わりますが,例年,6割の就職希望者は卒業後すぐに。4割の進学者は2年~4年後に社会へ巣立ちます。保護者の皆様がされていらっしゃるように,皆さんには,社会に喜んでもらうなど貢献することで,その「時間」と「労力」と「情熱」の対価として給料をいただき生活をすることを,常にイメージして家庭や高校で生活をして欲しいと思っています。

     人の顔が違う様に,考え方,捉え方があり,それぞれの「人の想いを大切にできる隼工生でいて欲しい。」と,以前お話をしましたが,今も含めて人間社会で生活をする時,誤解などから問題となる時もあります。その時に,自分と相手の立ち位置を替えて,または,自分の姿を上から俯瞰して見るなどして物事を考えてみることは,他人への配慮が行える「人としての成長」には,とても有効な手段だと思います。

     時に「正義ばかりを語って,周囲との和や他人の尊厳を傷つけてはいないか。」「次に利用する人が,どう思うか。」「プレゼントされたかもしれない他人の品物に対する想いへの理解はできているか。」など,思いをめぐらすなどして皆さんには「人の想いを大切にする」人としての揺るぎない基礎を築いて,そこをベースに立ち居振る舞える「生きる知恵」を身につけることができれば,自信をもって社会生活を送れるようになるでしょう。

     最後に,私も含め,人は多くの「望み」と「悩み」を抱える動物です。その「望み」や「悩み」を共有し,課題を解決する力を身につけ,共に成長し続けられる隼人工業高校に,皆さんと行えることを期待して,今朝の挨拶といたします。

  • 2024年06月06日(木)

    コンソーシアム代表者会議

     6月6日 第1回コンソーシアム代表者会議が行われました。

     ICTの進展やsociety5.0の到来,グローバル化の更なる進行により,これまで経験のないスピードで急激に変化する社会環境に伴い,地域産業界を支える職業人材の育成には,産業界と行政,学校が一体化となり,協働的な学びの実現が不可欠です。本プロジェクトは,産学官の連携・協働により地域と一体となった魅力ある高校作りに取り組むことで,活力ある地域作りに貢献するとともに,郷土への誇りや愛着を醸成し,地域振興の核となる高等学校の機能強化を図ることを目的としています。

     将来の鹿児島・霧島を担う人材を育成していけるような,専門高校における新たな教育モデル創世の機会としてこれから頑張っていきます!