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2025年7月

  • 2025年07月28日(月)

    美術部 鹿児島神宮六月灯 灯籠デザイン

    例年7月28日は,鹿児島神宮で六月灯が開催されます。

    本校美術部はその会場に飾られる灯籠のイラスト制作に毎年参加させていただいています。今年は特大サイズの灯籠7枚,大サイズの灯籠11枚を描きました。

    20250728_六月灯2

    20250728_六月灯1

    描いた灯籠の左下に学校名と制作者名が書かれていますので,お立ち寄りの際はぜひ本校の作品を探してみてください。

  • 2025年07月18日(金)

    1学期 終業式

    本日,1学期の終業式が行われました。

    明日からはじまる夏休みに胸躍らせている生徒も多いことだと思います。とはいえ3年生は9月から始まる就職試験に備えての準備期間として,あまり浮かれてもいられないかも知れません。学生生活最後の夏休みになる人も,そうでない人も,充実した時間になるよう,計画的に過ごしてもらいたいです。くれぐれも事故や怪我などせず,元気に2学期に登校してきてくださいね。

    20250718_終業式

     

    1学期終業式 校長式辞(紙一重の僅差)

     皆さん,おはようございます。

     早いもので令和7年度の1学期も本日終業式を迎えることとなりましたが,皆さんにとってどんな1学期だったでしょうか。

     先ほどのクラスマッチや各種大会の表彰は,生徒諸君の日頃見えない努力が発揮された証であったと思っていますが,その過程においても生徒の皆さんからプレーに対する感動と,最後まで諦めない粘り,立ち向かう勇気に,誇りを感じた大会がありました。

    それは,先週の11日金曜日,ちょうど一週間前になりますが,全国の高校球児が甲子園を目指す夏の全国高等学校野球選手権鹿児島大会1回戦で,昨年度の準優勝校,樟南高校 対 隼人工業で戦った野球部諸君についてです。

    6点というビハインドにもかかわらず,その後の相手打線を0点と封じつつ,その点差を諦めることなく毎回の様に得点を重ね,隼工野球部のベンチ・スタンド一体となったプレーは,9回の表に2アウト満塁で一打同点のチャンスと,隼工の攻撃が続く中,さぞかし相手選手や関係者を心理的に追い込んだことに間違いなかったでしょう。

    勝利への夢は,相手選手が下がりながらのジャンピングキャッチによって潰えることとなりましたが,超えてヒットになるか,アウトになるか,勝利はボール一つ分だったのではないでしょうか。

    皆さん,硬式ボールの直径は,何センチだと思いますか。

    硬式ボールの直径は,約7.5cm,人差し指と同じぐらいの長さです。よく「勝負は紙一重」と言いますが,あの大きな野球場の中で,樟南高校との差は,まさにボール一つ分だったのかもしれません。

     勝利の記録には残りませんでしたが,部員全員・監督・顧問の皆を信じて最後の最後まで諦めない粘り強く戦った姿に,感動と誇りをもらった記憶に残るゲームとなりました。

    この2年半,3年生が残してくれた「粘り強さ」は,ピンチになった時のみ発揮されたものではなかったでしょう。普段の練習から額に汗して自分を追い込んでトライした積み重ねこそが,自分が自分を信じることのできる「揺るぎない自信」として,胸の奥にしっかりと宿ったからだと感じているからです。

    後輩の諸君が,このことを信じ,汗かく努力で「隼工の粘り強さ」を引き継ぎ,更なる活躍してくれるものと期待をしています。

    また,まだ現役で最後の大会を目指す3年生,改めて僅差を制する「粘り強さ」を普段の生活の中から意識して,悔いの残らないよう夢を追ってください。

    現役引退する3年生部員の皆さん,今度はペンに持ち替えて自分の進路実現を叶えて欲しいと思います。

     私や先生方,保護者の皆様は,頑張る皆さんの一番の応援団です。

     さて,改めて今学期を振り返ると,

     1年生にとっては,入学式から今日に至るまで,期待と不安の中,慣れない通学に始まって,中学校の授業とは違った専門教科を学習するなど,発見の多い日々だったのではないでしょうか。

     2年生は,今年度の目標どおりに進められているでしょうか。部活では後輩もできて,自分の役割に目覚めた生徒もいることでしょう。

     3年生は,進路実現に向けて大切な夏休み期間に入ります。基礎学力定着と応用はもちろんのこと,面接等では,進路先の望まれる人物像やアドミッションポリシーを理解し,自分の特性をどの様に表現して「人柄」を理解してもらうか,その「伝え方」が大切なキーポイントとなるでしょう。

     「光陰矢のごとし」と聞いたことのある言葉かと思います。「月日は,弓から放たれた矢のように止まることなく,素早く過ぎる」というこの言葉から,「振り返ると時間の流れが早く感じるもの。だからこそ日々を大切にしましょう」という含みがあります。

     明日から夏休み期間に入ります。今年は普段より長い44日の期間となりますが,「明日からやろう」を44回言っていると,2学期に入ってしまいます。

     学習や技術,炊事・洗濯・掃除をするなどの生活力においても,何ができるようになりたいかの目標を立て,そのための一日のスケジュールを計画する努力と実行が,日々の前向きな習慣をつくり,以前と違う自分の存在に気づくプレゼントを,自分自身で得ることができるようになるでしょう。

     ぜひ,社会に役立つ成長ぶりを実感できる夏休みにしてください。

     結びに,2学期の始業式では,勉強・各種大会,部活での困難なども,「自分が自分を信じることをできるか」の問いを立てつつ「粘り」をもって克服し,将来,来るであろう紙一重の僅差を自分のものにできるよう,1ステップも2ステップも成長した,元気で明るい皆さんに会うことを楽しみにして,1学期の終業式式辞といたします。

  • 2025年07月17日(木)

    1学期クラスマッチ

    本日,1学期のクラスマッチが行われました。熱中症や午後からの雨予報が心配でしたが,無事に屋内・屋外競技ともに終了することができました。

    準備,運営に奔走した生徒会役員,体育委員,審判を務めた各部員の皆さん,ありがとうございました。

    20250717_クラスマッチ5

    20250717_クラスマッチ2

    20250717_クラスマッチ3

    20250717_クラスマッチ4

    競技の結果ですが,

    【男子バレーボール】

    1位 3年 電子機械科1組 Bチーム

    2位 3年 情報技術科 Aチーム

    3位 3年 電子機械科1組 Aチーム

     

    【女子バレーボール】

    1位 3年 インテリア科

    2位 3年 情報技術科

     

    【男子ドッジボール】

    1位 3年 情報技術科

    2位 2年 電子機械科1組 Bチーム

    3位 1年 電子機械科2組 Aチーム

     

    【女子ドッジボール】

    1位 3年 情報技術科

    2位 2年 インテリア科

    3位 3年 インテリア科

     

    【eスポーツ】

    1位 2年 電子機械科1組 山下くん

    2位 2年 電子機械科2組 正徳くん

    3位 2年 情報技術科 東くん

     

    【オセロ】

    1位 2年 インテリア科 古賀さん

    2位 3年 電子機械科1組 野間くん

    3位 1年 情報技術科 福瀬くん

    3位 3年 電子機械科1組 池島くん

     

    以上の結果となりました。おめでとうございます!

  • 2025年07月07日(月)

    全校朝礼・表彰式

    ものづくりコンテスト鹿児島県大会溶接作業部門で見事に最優秀賞に輝いた電子機械科3年1組の松くんの表彰式が行われました。

    20250707_全体朝礼1

    20250707_全体朝礼2

    8月2日からはじまる九州大会では,本県代表として普段通りの実力を発揮して頑張っていただければと思います。
    また,先日の野球部のボールの寄贈に続き,溶接作業に対しても同窓会から御支援をいただきました。あらためて感謝申し上げます。
    表彰式後には全校朝礼も行われ,学校長からも同窓会への感謝のことばと,同窓会をはじめとする地域の方々の期待に応えられるよう日々の生活をしっかりしていこうとの講話もいただきました。
    さて,夏休みまで残り2週間足らずです。1学期を良い形で締めくくっていきましょう。

     

    全体朝礼 校長挨拶(人は,想いに生きる生き物)

     皆さん,おはようございます。

     例年よりも早い梅雨明けで,暑い日が続いております。先に表彰した溶接競技大会では,火花が飛ぶこともあり,競技者は長袖長ズボンに革手袋を使って8月の九州大会に出場します。暑い中ではありますが,「暑い,暑い」と1万回言ったところで涼しくはなりません。

    いっそ「昨日よりは涼しいね」などと,ポジティブなことを言う方が,ネガティブなことを言うよりも聞いている方もバイタリティをもらいます。私もそうありたいと思います。

    一学期も早いもので残すところ2週間ほどとなりました。これまでの3ヶ月でどのようなことを学習・体験して知識・技術を深めることができたでしょうか。

     さて,本校生の進路先は7割が就職と,3年生のほとんどが新春以降,社会人として活躍しています。皆さんもご存じのとおり,7月1日から求人票の受付が進路室を中心に始まっていますが,人事担当者の方々は,ここ最近の日中35℃を超える中,額に汗をしながら求人票を遠くは関東から持参し,本校生からの応募をお願いしたい旨,お話しにいらっしゃいます。

     これは,これまでの先輩方が先々の会社で熱心に活躍し,その信頼から隼工生のブランド化がされた結果であると考えています。皆さんにとっても,大変ありがたいことだと思うことでしょう。

     また,先日は昭和51年卒の野球部員で現在も霧島市や姶良市で会社経営などをされていらっしゃる先輩方10名から3名が代表して来校し,野球部の活躍を聞いて部員を物心両面から支えたいと,ボール13ダース,156球の寄贈を頂きましたし,ものづくりコンテスト溶接大会に27人で競ったコンテストで本校生が最優秀賞を獲得し,九州大会へ出場が決定すると同窓会から練習用の資材代にと寄付など,物やお金以上に「想い」を頂きました。

     これらのことからも分かるように,隼人工業高校の一員として,職員も生徒の皆さんも誇りに思うことでしょうし,皆さんの活躍は,先輩・保護者にとっても大変な誇りです。

     その様な中で,私たちが先輩方にできることは,皆さんからのいただいた想いに対して深い感謝と学校内外での振る舞いによってしか返せません。

    一人一人が「もっと高みを目指せる」という自信をもって,「努力」と「思いやり」,「振る舞い」の積み重ねによって,人も学校も更に成長し,その想いに応えることができるのではないでしょうか。

     「人は,想いに生きる生き物」です。人の顔はそれぞれ違う様に,育った環境も価値観も同じという人は少ないです。「自分が楽しければ」といった自分中心の考えだけでは,人に迷惑をかけることもあると理解できると思います。

    そこで「自分」も「相手」も「周りの人々」も幸せになる『三方善』の想いを一つにして協力し合えば,一人でできなかったことも想いを掛け合わせて大きな力で達成に近づくことや,そのプロセスで得た生きるためのノウハウは,必ず皆さんの人生の礎となることでしょう。

     最後に,今後の皆さんの更なる成長を期待して本日の挨拶といたします。

  • 2025年07月04日(金)

    吉松中PTA研修視察

    吉松中学校PTA12人の皆さんが,本校に研修視察に訪れました。

    20250704_研修視察1

    20250704_研修視察2

    学校概況説明後,情報技術科,インテリア科,電子機械科の実習や工業技術基礎の授業参観と施設見学を行いました。多くの高校の中から本校を視察先に選んでいただき,感謝いたします。進路先が充実し,コンソーシアムパーク隼人により地域と連携した多様な学びが展開される本校を,ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。

  • 2025年07月01日(火)

    野球ボール寄贈式

    本日,本校OBの有志9名から,野球部にボール156個を寄贈していただきました。

    20250701野球ボール寄贈式2

    20250701野球ボール寄贈式1

    寄贈式では,野球部部員へ有志の代表者3名からボール13ダースが手渡されました。

    部員も50名近い大所帯となっている本校野球部。ボールの使用量も消耗も大きく苦慮しているところでした。寄贈も大変有り難いですが,何よりこうして卒業生の方々が自分たちの頑張りや活躍を見守り,手を差し伸べてくださる事をとても嬉しく思います。

    贈っていただいたボール,大切に使わせていただきます。本当に,ありがとうございます!