表彰式・生徒会任命式・終業式

公開日 2025年12月24日(Wed)

2学期最後の登校日。表彰式,新生徒会任命式,終業式が行われました。

【表彰式】

昨日のクラスマッチ含む,各種大会やコンテストの表彰が行われました。受賞者のみなさん,おめでとうございます!

20251224_表彰式

第27回南九州市かわなべ青の俳句大会                                    

鹿児島県教育委員会賞: 坂崎 太晟

特選:福元 常亜,上鵜瀬 遊夢,山下 志朗

入選:田尾 空椰                                         

第76回 鹿児島県高校美術展                                     

優秀賞:鳥成 優太

秀作賞:古賀 奏,橋口 依央

奨励賞:久米村 菜緒,松下 侑桜

入選:下薗 由愛, 朝長 真季, 山崎 琥珀,山崎 美優,吉留 涼音, 射手園 佑乃, 神崎 優菜, 野口 歩佳, 東 鷲真,溝口 寧々,甫立 夢空

第52回鹿児島県吹奏楽ソロコンテスト                                  

トランペット 銀賞:古賀 奏                                         

第32回鹿児島県高校写真展                                      

 高文連賞:射手園 佑乃

特選:久米村 菜緒

入選:射手園 佑乃,久米村 菜緒,下薗 由愛, 下新原 湧音

 

【新生徒会任命式】

9月末に役員改選が行われ,生徒会役員との面談や引き継ぎを経て,本日新生徒会の任命式が行われました。

20251224_生徒会任命式

これから生徒達の代表として規範として,よりよい学校生活の運営に励んでくれることと思います。

生徒の皆さんも,協力して学校生活を盛り立てていきましょう。

 

【終業式】

20251224_終業式

2学期終業式 校長式辞 (時間をいただく感覚)

 師走に入り清々しい朝の冷たさが,頬に感じる日々となりました。

 2,3年生には,令和7年1月の3学期始業式で,『巳年である今年は,「再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展していく年」であるとして,皆さんが「チャレンジする年」とし,失敗を恐れず成長することを期待しています。』と,述べたところでした。1年生も含め,巳年の一年を振り返ってみて,失敗を恐れずチャレンジすることができたでしょうか。

 何事も「目標をもって生活をする」ことは,人生を充実したモノにするための指針となります。年末まで,自分にとって,また,お世話になっている周りの方々に対して,良い一年の締めくくりとなるよう最後まで皆さんの「チャレンジの年」であって欲しいと思います。

 さて,今日は,そんな周りの方々との「過ごし方」,「思いの伝え方」「時間の使い方」についてお話をしたいと思っています。

 話をする前に,私は常々『「ものづくり」を学ぶにあたってまず,見えないモノを大切にできる隼工生」であって欲しい』とお話をしています。それは,「人の想い」「時間」「基礎」といった3つの見えないモノである。ということを確認の上で,「時間」についてお話をします。

 人々にとって,「一日24時間」であることは皆同じです。

 これは,自然界にあって人に与えられる全ての事象は平等であり,人によって23時間だったり25時間あるわけではありません。まして貸し借りができるモノでもありません。

 従って約束を反故にして,相手の時間を無駄にして失うこと,または,待たせたことによって失われた時間を,自分の時間からは,相手に返せないことになります。

 普段の生活においては,謝って許しを得ることが多いですが,不誠実な態度で時間を奪うようなことがあれば,人としての大切な信頼を失うこととなります。

 これが,社会や会社で損失が出たとなると,この失われた時間の代償は,「信頼を失う」だけでなく,時間に替わるモノとして,賠償金等で支払うこととなるでしょう。

 皆さんにとって,目標を達成するために「自分を中心とした行動」の時間,自分軸と,他人が目標を達成するための行動の時間,他人軸が在ることを理解し,自分の用件を行う時に,他人の貴重な時間を軽んじることなく,「時間をいただく感覚を身につけて欲しいと思います。

 それは「時間をいただく」ことに対する感謝の念が芽生えれば,自ずと言動が変わるからです。

 このことは,「時間」だけでなく「考え方」にも自分軸と他人軸があることを知っておいてください。

 その上で,周りの方々との「過ごし方」,「想いの伝え方」を皆さんと考えてみましょう。

 皆さんは,想いを伝える時にどのような方法を用いますか。

 人が,他人に「何を共有し,何を伝えたいか」によりますが,「知識」や「情報」,「事実」だけを伝えたいのであれば,Eメールやアプリなどを使用し素早く入力して送信することで特定の人や,全世界の人々に情報が伝わる時代ともなりました。

 このことは将来,皆さんが一人で会社を起業する上でも,広告会社を経由せずSNS(Social Networking Service : 社会的ネットワークを構築・支援するサービス)を使って商品を伝えられることで,人件費の削減や利用時間に大きなメリットがあります。

 一人で起業する人が,消費者に対し商品の認知,興味,購入へと進んでもらうための,web上でのコンバージョン(購入)率を上げるために,とても便利なツールです。

 しかしそこには,顔の見えない相手との取引きで,「本当に大丈夫?」と思う顧客に「信頼」や「誠意」を伝えるには難しいかもしれません。顔の見えない相手には,いくらでもいいことを言ったり書いたりする人がいることを,皆,知っているからです。

 話は変わりますが,以前,サッカーの元日本代表選手,中田英寿さんは,どんなに遠くの方でも直接会いに行って,時間を共有しながらお話をする様に心がけていると話をされていました。

 人は,どんなに豊かな生活をしている人でも,先にお話ししたように1日は24時間ですし,時間の貸借りもできません。お金で買えない貴重な時間を使ってでも,往復と面会のために会いに来てくれる。そのことで相手には,大切な人と想ってくれていることが伝わります。

 更にその人の表情と,感情のこもった肉声で,または丁寧な筆跡で伝えてくれた言葉に,人々は同調し,共感し,その様に時間を過ごせたことで,「信頼」を寄せるのではないでしょうか。

 人はロボットではありません。「感情の生き物」です。画一的な文字ではない,その人なりの「人柄」と,一緒に「時間」を共有することこそが,「信頼」や「誠意」を伝えられる秘訣だと思います。

 逆にこのことは,目に見えるモノだけが全てではなく,目に見えないモノこそが,人にとって大切であることを気づかせてくれています。

 この先,いくら情報社会が発達したとしても,人としての「感情豊かな誠意ある対応」により信頼が得られれば,魅力を失うことなく,社会でも活躍する人材となることでしょう。

 皆さんもこの年末,周りの関係してくださる方々と,メールより手紙,手紙より電話,電話より直接会話をして,明るく優しい感情を人柄にのせて,「信頼」や「誠意」を,目を見て,言葉で伝えてみてはどうでしょうか。

 結びに,「終わり良ければ,全て良し」という言葉があります。家族や周りの方々と年末まで落ち着いた生活を過ごし,良い年を迎えてください。2026年,令和8年の3学期始業式に,元気な皆さんと会えることを楽しみにして,2学期終業式の式辞といたします。