表彰
2025年09月01日(月)
始業式・表彰式
快晴に恵まれた今日,新学期がはじまりました。
夏休み中発生した大雨による被害の影響も心配されましたが,元気そうな様子で登校する生徒の姿が見られて安心しました。
始業式の前に,表彰式が行われました。
・第31回鹿児島県高等学校ロボット競技大会 優勝 ものづくり部 メカトロ&プログラミング班
・鹿児島県吹奏楽連盟創立70周年記念 第70回鹿児島県吹奏楽コンクール 銀賞 吹奏楽部
受賞,おめでとうございます!
2学期始業式 校長式辞(本当に必要なことは何かを「考える」)
44日間という長い夏休みも昨日で終わり,本日から2学期がスタートします。本日も9月とはいえ,青空晴れ渡りまだまだ残暑厳しく,35℃を超す猛暑日が続いています。
先月は,線状降水帯の大雨や台風によって姶良・霧島地区は被害が出ており心配をしていました。今日こうして皆さんと顔を合わせて2学期をスタートできたことを嬉しく思っていますが,学校生活・学習を行う上で何か不都合がありましたら,担任や教科担任の先生方に相談をしてください。
さて,夏休みに入る前の終業式に,この期間,「社会に役立つ成長ぶりを実感できる夏休みにしてください」と,お話ししましたが,振り返ってみて皆さんはいかがしたか。
44日を時間に換算すると1056時間ですが,平均8時間の睡眠を差し引いても704時間は自由に使えた時間でした。1・2年生は主に学習や部活の技術向上に使った人,3年生は,就職や進学に向けた勉強や履歴書の清書,面接の練習に時間を使った人が多かったことでしょう。
私も仕事や研修,家事手伝い以外の余暇は,政治経済を調べたり,参考書を見ながら生成AIを利用してみたり,その他の読書や勉強,エンジンプラグの脱着・清掃など時間の活用をして「できること」が増えました。
ちなみに,皆さんにも伝えておきますが,「学びは,一生」です。人生に入学はあっても卒学はありません。それは,私も同じです。
終身雇用制が主であった就労の在り方は,昭和・平成の時代と違い,これからの社会の在り方が大きく変わることを,聞いたことがあると思います。今後は,「学び」や「研修」を人生のphase毎(フェーズごと:段階毎)に行い,skill up(スキルアップ:技術向上)していかなければ,急速に進展する新たな時代「Society5.0」と言われる超スマート社会では,生産性が上がらないばかりか,仕事や生活に格差が生じることとなります。
逆にICTを利活用できる人は,短時間で仕事を終えて余暇を過ごす時間を創ることもできるようになりwork life balance(ワークライフバランス:仕事と人生の調和)を保ち,ゆとりある人生を自然豊かな地方で過ごす人などが出てきたり,更に高度な仕事を行うことで高収入を得たりしてきています。
皆さんの着地点となる社会・企業では,もうすでに生成AIの利活用を当然のように行っています。2学期は,生成AIについても講演を計画していますので,ガイドラインを理解し,楽しみながら学習を深め能動的にアウトプットできるような「新しい価値を創造できる基礎」を養ってください。
さて一方で,夏休みの貴重な時間を浪費して,自分の力で「できること」が増えなかったという人は,いなかったでしょうか。
ゲームやテレビ,インターネット動画にSNSなどのメディアに興じて,受動的(インプット)に過ごし,ネット上のみの体験や,同じ年代・思考の者とはコミュニケーションが取れること,人が創ったバーチャルな空間で苦労せず安易に楽しめるモノによって,「できる」ことが増えたような「勘違い」は危険です。「分かる」ことはあっても「できる」こととは,違うからです。
少し話は変わりますが,私はこの夏,生成AIに次のようなことを尋ねてみたことがありました。
「もしあなたが悪魔だったとするなら,次世代の若者たちの心を彼らに気づかれることなく,どうやって破壊するか」
その回答は,我々にメディア利用の在り方を示唆してくれました。
回答は,こうです。
「ゆっくりバレないように,心を弱くする」
そのための5項目は,
1. すぐに楽しくなるものばかり与える
例えば:スマホ,ゲーム,動画,SNSなど。
ほんのちょっとの時間で「楽しい!」と感じるものをいっぱい見せる。
そうすると,勉強とか努力とか「すぐには楽しくないこと」がどんどんめんどくさく感じるようになる。
悪魔のねらい:がんばる力や集中する力がどんどん弱くなる。
2. SNSでキラキラした人たちをたくさん見せて,「自分なんか全然ダメだ…」って思わせる。勇気を持って何かにチャレンジする気持ちをなくさせる。
悪魔のねらい:自信をなくさせて,自分のことが嫌いになるようにする。
3. 本音を話せる人を遠ざける
家族とも友だちとも,本音で話せないような空気をつくる。
「わかってくれない」「話してもムダ」と思わせて,心を閉ざさせる。
悪魔のねらい:心にモヤモヤがたまっていって,どんどん孤独になる。
4. 何を信じていいかわからなくさせる
「正しい」「大事」って思ってたことを,「ダサい」とか「意味ない」と思わせる。
5. ゆっくり,静かにやる
「まあいっか」「どうでもいいや」って思わせて,気づかないうちに心をむしばむ。
しかし実は,悪魔はこんなことが起きると逃げていく。
1. 誰かと本音で話す時間をもつ。
2. 「ちょっとでもいいからやってみよう!」という前向きな気持ち。
3. 自分を大切にする気持ち。
つまり「心を守るには,自分で気づく力」がとても大事ってこと。
さて,これを聴いていかがでしたか。
視点を変えて利用されるメディア側などからの意図を想像してみることも「生きる力」を身に付ける大切なことです。
大事なことは「Society5.0」の新たな時代に「何のために,何を,どのぐらい使うか」,これが自分にとって本当に必要なことかを「考える」ことです。
この考え方は,自らの力で物事を検証する方法の一つとしてあるcritical thinking(クリティカルシンキング:批判的思考)と言われる思考法を用いたものです。
「人生」において「メディア」との関わり方は,バランスが大切です。「限られた時間を何に使うか」。時には,メディアオフをして「リアルな世界」で「生きる力」を身に付けるようにしましょう。
結びに,「人の想い」や「基礎」と同じく「時間」も大切です。無限にある時間の様ですが,ここで皆と過ごす,家族と過ごす時間は限られています。
この2学期は,学習や文化祭・体育祭などの学校行事,部活動,家族や友人と過ごせる意義の有る時間,有意義な時間となることを期待して2学期の式辞といたします。
2025年08月05日(火)
ものづくり部ロボット大会優勝
8月5日(火) に第31回鹿児島県高等学校ロボット競技大会が川内商工高校の商工ホールで行われ,県内から6校11チームが出場しました。
今年の競技は生徒が操縦するリモコン型ロボットでソフトボール・ゴルフボール・軟式野球ボール・塩ビパイプ・旗を指定の場所に収納し,プログラムで動く自立型のロボットで15本のペットボトルを運搬する内容でした。
本校チームは990点(1000点満点)の高得点で優勝し,3年連続の全国大会出場権を獲得しました。
全国大会は10月25日(土),26日(日)に福島県で開催されます。昨年はベスト8に入った実績があるので,今年こそはと期待が膨らみます。
なお,この大会の様子は,下記のリンクから見ることができます。
https://news.ntv.co.jp/n/kyt/category/society/kybd26ac149b414d6c86685f0f025d035d
2025年07月07日(月)
全校朝礼・表彰式
ものづくりコンテスト鹿児島県大会溶接作業部門で見事に最優秀賞に輝いた電子機械科3年1組の松くんの表彰式が行われました。
8月2日からはじまる九州大会では,本県代表として普段通りの実力を発揮して頑張っていただければと思います。
また,先日の野球部のボールの寄贈に続き,溶接作業に対しても同窓会から御支援をいただきました。あらためて感謝申し上げます。
表彰式後には全校朝礼も行われ,学校長からも同窓会への感謝のことばと,同窓会をはじめとする地域の方々の期待に応えられるよう日々の生活をしっかりしていこうとの講話もいただきました。
さて,夏休みまで残り2週間足らずです。1学期を良い形で締めくくっていきましょう。全体朝礼 校長挨拶(人は,想いに生きる生き物)
皆さん,おはようございます。
例年よりも早い梅雨明けで,暑い日が続いております。先に表彰した溶接競技大会では,火花が飛ぶこともあり,競技者は長袖長ズボンに革手袋を使って8月の九州大会に出場します。暑い中ではありますが,「暑い,暑い」と1万回言ったところで涼しくはなりません。
いっそ「昨日よりは涼しいね」などと,ポジティブなことを言う方が,ネガティブなことを言うよりも聞いている方もバイタリティをもらいます。私もそうありたいと思います。
一学期も早いもので残すところ2週間ほどとなりました。これまでの3ヶ月でどのようなことを学習・体験して知識・技術を深めることができたでしょうか。
さて,本校生の進路先は7割が就職と,3年生のほとんどが新春以降,社会人として活躍しています。皆さんもご存じのとおり,7月1日から求人票の受付が進路室を中心に始まっていますが,人事担当者の方々は,ここ最近の日中35℃を超える中,額に汗をしながら求人票を遠くは関東から持参し,本校生からの応募をお願いしたい旨,お話しにいらっしゃいます。
これは,これまでの先輩方が先々の会社で熱心に活躍し,その信頼から隼工生のブランド化がされた結果であると考えています。皆さんにとっても,大変ありがたいことだと思うことでしょう。
また,先日は昭和51年卒の野球部員で現在も霧島市や姶良市で会社経営などをされていらっしゃる先輩方10名から3名が代表して来校し,野球部の活躍を聞いて部員を物心両面から支えたいと,ボール13ダース,156球の寄贈を頂きましたし,ものづくりコンテスト溶接大会に27人で競ったコンテストで本校生が最優秀賞を獲得し,九州大会へ出場が決定すると同窓会から練習用の資材代にと寄付など,物やお金以上に「想い」を頂きました。
これらのことからも分かるように,隼人工業高校の一員として,職員も生徒の皆さんも誇りに思うことでしょうし,皆さんの活躍は,先輩・保護者にとっても大変な誇りです。
その様な中で,私たちが先輩方にできることは,皆さんからのいただいた想いに対して深い感謝と学校内外での振る舞いによってしか返せません。
一人一人が「もっと高みを目指せる」という自信をもって,「努力」と「思いやり」,「振る舞い」の積み重ねによって,人も学校も更に成長し,その想いに応えることができるのではないでしょうか。
「人は,想いに生きる生き物」です。人の顔はそれぞれ違う様に,育った環境も価値観も同じという人は少ないです。「自分が楽しければ」といった自分中心の考えだけでは,人に迷惑をかけることもあると理解できると思います。
そこで「自分」も「相手」も「周りの人々」も幸せになる『三方善』の想いを一つにして協力し合えば,一人でできなかったことも想いを掛け合わせて大きな力で達成に近づくことや,そのプロセスで得た生きるためのノウハウは,必ず皆さんの人生の礎となることでしょう。
最後に,今後の皆さんの更なる成長を期待して本日の挨拶といたします。
2025年01月27日(月)
表彰式・全体朝礼
先日行われた第52回全国高等学校選抜卓球大会県予選にて,1年男子シングルス 第3位に入賞したインテリア科1年迫田くんの表彰が行われました。
入賞,おめでとうございます!今後の活躍も大いに期待しています。
表彰式の後は,全体朝礼が行われました。以下に校長先生の言葉を記載します。
全体朝礼 挨拶 (日々の挨拶)
皆さん,おはようございます。
今年に入ってから今日は,もう1月の最終週となりました。時が経つのも早いもので,これから先も「1月は行く,2月は逃げる,3月は去る。」と,言われるように早く感じられる期間となります。
学校行事も在校生を育てつつ,卒業と次年度の入学生受入のため,皆さんも経験した入試が始まります。その始めに来週2月4日には,推薦入学者選抜が行われます。
また,3年生は明日から学年末考査で,2月からは自宅学習期間に入ります。
2年生も明日からは,企業に出向いて職業体験を行う,インターンシップが4日間,始まります。
いずれも,社会に巣立つ前の「基礎知識と基礎技術の修得確認」であったり,「社会や企業で,どの様に自分の役割を果たすことができるかを知る。」であったり,皆さんが行うことには全て意味があるものです。
確認や体験をとおして,「自分の成長」と「進路実現」に役立てていただけたらと思います。
さて,社会の基礎・基本で大切なことは何かと問われると,多くの起業家は,まず一番目に『「挨拶」です。』と,答える人が多くいます。東京の大学を出た人だけが社長をしていて言っているわけでなく,修学旅行に行った2年生も知ってのとおり,お坊さんをしている社長さんも「挨拶」の大切さを語っていました。
よく,「隼人工業生は挨拶がいいですね」と言われますが,「おはようございます」「こんにちは」といった,言葉だけが一人歩きしている訳ではありません。
私は,南半球の国で2年間,サッカーの指導をしていましたが,いつも挨拶を交わしていました。英語の「Good morning」だけでなく,共通語の「gupela tru」,部族語の「matamolaila」などで,挨拶は世界のどの国でも言葉を換えて行われる習慣です。
世界で,各国で,一つの島で,一人で生活していたら,交わすこともない挨拶ですが,挨拶を交わすことで伝えたいことは,皆さん,何だと思いますか。
私が考えるに,伝えたいことは「心」です。相手に対しての「敬う心」「感謝の心」ではないでしょうか。
逆に「挨拶をしない」と言うことは,どう捉えられることとなるのでしょうか。
これからの社会が変化していく中にあっても,人間社会で古くから変わらない敬いや感謝を伝えあう「日々の心」を,大切にできる人物へと成長してくれることを期待して,本日の挨拶といたします。
2024年12月24日(火)
表彰式
2学期の終業式の前に,各表彰が行われました。
先日の1学期,2学期のクラスマッチの優勝クラス以外には,以下の生徒が表彰されました。
【第26回 南九州かわなべ青の俳句大会】
■特選■
川添 瑠惟さん(2年電子機械科2組) / 中島 柊さん(2年情報技術科) / 平尾 風磨さん(2年情報技術科) / 真方 夏鈴さん(2年情報技術科)
■入選■
河野 勇輝さん(3年電子機械科1組) / 永吉 結真さん(3年電子機械科2組)
【令和6年度 世界エイズデーポスターコンクール】
高校生の部 優秀賞:濱﨑 若花さん(3年インテリア科)
【第75回 鹿児島県高校美術展】
■秀作賞■
坂元 彩乃さん(2年インテリア科) / 上小園 彩音さん(3年インテリア科) / 鮫島 響さん(3年インテリア科) / 鳥丸 陽菜さん(3年インテリア科) / 山崎 美優さん(2年インテリア科) / 吉留 涼音さん(2年インテリア科)
■奨励賞■
黒岩 葵さん(2年インテリア科) / 水溜 笑理さん(2年インテリア科) / 山崎 琥珀さん(2年インテリア科)
■入選■
坂元 彩乃さん(2年インテリア科) / 川畠 來佑さん(2年インテリア科) / 小園 珠里さん(2年インテリア科) / 坂口 寧彩さん(2年インテリア科) /
東川内 梨百さん(2年インテリア科) / 柳田 佑綺さん(2年インテリア科) / 徳重 亜月さん(3年インテリア科) / 宗像 菫礼さん(3年インテリア科) / 下薗 由愛さん(2年インテリア科) / 朝長 真季さん(2年インテリア科) / 原 美輝さん(2年インテリア科)
【第51回鹿児島県吹奏楽ソロコンテスト】
■銀賞■
古賀 奏さん(1年インテリア科)
皆さん,おめでとうございます!
2024年11月26日(火)
野球部 「21世紀枠」推薦 表彰状授与式
11月26日,本校の校長室にて 野球部の「21世紀枠」推薦に関する表彰状の授与式が行われました。
毎日新聞鹿児島支局長より本校校長へ表彰状が手渡され,校長から顧問の山田先生,山田先生から主将の小島君へと表彰状が手渡されました。
かつては部員のみでは1チーム作ることすらできなかった野球部。監督の新開先生も,主将の小島君も不安を覚えた時期があったことでしょう。それが今や今回の推薦を受けられるまでに成長し,部員も30人を超えるまでになりました。小島君は部を存続してくれた先輩や,今活動を支えてくれている人たちに感謝しています,と語っていました。
2024年11月15日(金)
令和6年度 エイズデーポスター 優秀賞受賞
令和6年度エイズデーポスターに応募した作品が,高校生の部で優秀賞を受賞しました!
インテリア科3年実習,平面デザインコース10名が授業課題として取り組み,応募したところ濱﨑若花さんの作品が高校生の部で優秀賞に輝きました。
エイズ予防情報ネットのHPに記載されている講評にもあるように,赤いスニーカーが軽快な若い感性が光る作品です。
受賞,おめでとうございます!!
2024年11月04日(月)
第60回建築設計競技入賞
インテリア科2年実習の設計コースの課題として取り組んだ,令和6年度第60回建築設計競技において,金丸さんの作品が銅賞を受賞しました!
テーマは「家族みんなで豊かに暮らす住まい」。豊かに暮らすとはどんなことなのか,金丸さんの思い描くイメージが伝わってくる作品ですね。
改めて,受賞おめでとうございます!
2024年10月21日(月)
表彰伝達式
表彰伝達式が行われました。
結果は以下の通りです。
◎男子バレーボール競技 1位
◎硬式野球競技 2位
◎ソフトテニス競技 男子 団体 2位
女子 団体 3位
女子 個人 1位
◎バドミントン競技 1年男子ダブルス 2位
1年女子ダブルス 2位
◎第18回高校生ものデザインコンテスト
インテリアデザイン部門 最優秀賞
インテリアデザイン部門 奨励賞
2024年10月17日(木)
第33回工業クラブ連盟生徒発表大会ポスター
11月8日に加治木工業高校で第33回工業クラブ連盟生徒発表大会が行われます。
その案内ポスターに本校のインテリア科3年生の濱﨑若花さんの作品が選ばれました。