2025年11月27日(木)
隼工会総会/懇親会
11月27日(木),霧島市内で本校同窓会の令和7年度第1回理事会・役員会及び隼工会総会,懇親会が開催されました。


懇親会では,8月の高校生ものづくりコンテスト九州大会(溶接部門)並びに第35回全国産業教育フェア福島大会(ロボット競技)の報告をさせていただきました。同窓会の皆さまには,両大会におきまして,御支援いただきましたことにあらためて感謝申し上げます。
2025年11月27日(木)
高大連携協定の締結
11月27日(木)に鹿児島工業高校で,鹿児島大学工学部と文部科学省のDXハイスクール事業に取り組んでいる本校,鹿児島工業,川内商工,加治木工業の4校が高大連携協定を締結しました。
今後,双方の教育機能について交流・連携を通じて,相互の教育資源を活用し,教育の充実,高校教育,大学教育の活性化を図れればと考えております。

2025年11月15日(土)
体育祭
見事な秋晴れに恵まれ,体育祭が開催されました。
先週の文化祭を終えてから1週間後という密なスケジュールではありましたが,生徒達は保護者を始めとする観覧者の声援を受けながら全力で競技に臨んでいました。












競技の結果,隼工杯は2年生が優勝,全体優勝は3年生となり,上級生の意地を見せました。
職員・PTA競技にご参加頂いたPTA役員,保護者の方々,ありがとうございました。
また来年も,大いに盛り上がることでしょう。
2025年11月14日(金)
生徒発表大会
11月14日(金) に生徒発表大会が行われました。
ロボット競技大会は川内中央中学校の体育館で行われ,県内の工業系高校から10チームが出場しました。本校チームは夏の大会に引き続き高得点で優勝し今大会で3連覇を果たし,会場を沸かせました。観覧していた中学生が「ものづくり」に興味を持ってくれたら良いですね。
計算技術競技は本校から4名参加し,団体の部で優勝しました。こちらは今大会でなんと10連覇を成し遂げました!また,個人の部でも3年情報技術科の真方さんが優勝しました。

マイコンカーラリー競技ではベーシッククラスに本校から3名の生徒が参加し,無事完走させることができました。
得られた結果も素晴らしいですが,何よりもまずは皆さんの頑張りに敬意と拍手を贈るとともに,頑張った自分自身を誇ってほしいと思います。
2025年11月08日(土)
隼工祭(文化祭)
秋晴れに恵まれた今日,隼人工業高校の文化祭,隼工祭が開催されました。
今日の為に,ここ2週間コツコツとステージ,バザー,展示の準備をしてきました。
当日は多くの観覧者に来場していただき,またPTAバザーも大盛況で,大いに賑わいを見せていました。ご協力ありがとうございました。
生徒にとっても,保護者をはじめとする来訪者の皆さんにも素敵な思い出となってくれたら嬉しいです。
2025年11月07日(金)
独立行政法人国際協力機構 講演会
本日,独立行政法人国際協力機構 鹿児島デスクの国際協力推進員 仮屋氏を講師に迎えての講演会が行われました。
演題は「人生なんてきっかけひとつ。 ~海外協力隊員が見た世界~」。
機関の役割や,ご自身の海外体験談をお話し頂きました。
それまでの人生で培ってきたものの見方が,所変わればまたまったく違った見方があること,コミュニケーションのあり方,文化の差…様々な気づきを得られる講演でした。
講演会後の感想文には,「相手をよく知り,相手や皆のためになる行動がとれるよう,伝え方や考え方を工夫したい」「固定概念にとらわれることなく,したいことをやり遂げることを大切にしたいと思った」「色々な人を頼り,また自分も頼られる人になりたい」といった文章が見られました。
大変身になる講演でした。ありがとうございました。
2025年10月28日(火)
情報モラル教室
講師に第一工科大学 工学部 情報・AI・データサイエンス学科の山田先生をお迎えし,全学年を対象に情報モラル教室が行われました。
昨今,目覚ましく進歩し,世に浸透しつつあるAIについて,その使用方法と諸問題についてお話し頂きました。
AIの実例として,その場で本校校歌の歌詞を入力と曲調を指示するだけで,すぐにポップス調の歌唱に変換したものを聴いて比較してみたり,通信環境の都合上,講演時間内に間に合いませんでしたが,写真を動画に変換するなど,様々な目的別のAIアプリを紹介して頂きました。
ただ,このように便利さや可能性を多大に感じさせるAIですが,使い方を誤れば誰かを傷つける事にもつながる,ということについても言及されていました。
どのようなツールにせよ,扱う人間側がしっかりと知識と見識を身につけていなければならない,ということを常に忘れないでいたいものです。
2025年10月24日(金)
学年PTA/県内企業等説明会
22日に3年生,23日に2年生,24日に1年生の学年PTAが行われました。
また,23日は2年生とその保護者を対象に,本校体育館で県内企業等説明会が開催されました。
学年ごとで,内定後の学校生活についてや,就職進学先の選定に関してであるとか,修学旅行についてなど,議題は様々でした。
2年生への企業説明では5ターンに時間を割り振り,各企業のブースでの説明を受けていました。進路選択はまだこれから,とも思われているかも知れませんが,早めのスタートが肝心だと思います。自分の将来を見つめ,今回の体験をこれからの計画に役立てて欲しいです。
2025年10月20日(月)
政府備蓄米の配布
10月18日(土),10月20日(月)に,フードバンクお助けマン霧島本部,九州航空株式会社,農林水産省,PTA役員の方々に御協力をいただき,政府備蓄米の配布及び贈呈式を行いました。





贈呈式では,生徒会長が「ありがたくいただきます」とうれしさを表現していました。御協力をいただきました全ての皆さまに感謝申し上げます。
2025年10月20日(月)
表彰式・全体朝礼
表彰式と全体朝礼が行われました。

表彰式では以下の団体代表者や個人に賞状や優勝旗が渡されました。おめでとうございます!
姶良・伊佐地区高等学校体育大会
バレーボール 男子 第1位
弓道 男子 第2位
ソフトテニス 団体 第2位
個人 第1位(松元 大聖・原 滉貴)/第2位(内屋 琉蒼・藏元 恵司)
第19回高校生ものデザインコンテスト
優良賞 村岡 ここみ
奨励賞 水溜 笑理

全体朝礼 校長挨拶 (本物の「豊かさ」とは)
皆さん,おはようございます。今朝の体調は,いかがでしょうか。
本日から10月下旬になります。今年も早いもので,あと2ヶ月と10日余りとなりました。早く感じている人は,さぞ充実した日々を過ごしてきたことと思います。
10月は,暦の上で神無月(かんなづき)と言われ,日本中の神々が「縁結び」の相談などに出雲大社へ集まるため,各地の神々がいなくなる月,または,初霜月(はつしもづき)と言って,その年に初めて霜が降りる頃のことを指しています。
さて本日は,「時間」のことについてお話をしたいと思います。
今年5月の話になりますが,地球でいうと日本の反対側辺りにある南米ウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカさんが89歳で亡くなったニュースが世界中を巡りました。彼は,その質素な生活ぶりで「世界で最も貧しい大統領」として知られていました。
ムヒカ氏は,在職中,大統領公邸には住まず郊外の農場に住みながら職務を遂行し,消費主義への批判や,社会改革を推進したことで知られています。
中でも,国連会議や来日した際に彼が話をした『自らの「時間」を,モノを買うことで失っている』といったことについて,私も大きく考えさせられることとなりました。
人は何かを手に入れる時,「時間」と「労力」と「情熱」を費やすことによって得たお金で,それを手にして「豊か」に暮らしていると思っています。
ムヒカ氏は,先ほども言ったように大統領公邸に住まず,任期中は畑の横の小屋に住まうなど,質素な暮らしをしていた様ですが,その暮らしむきに「貧しさ」とは違った思いがあった様です。
彼が言う「貧しい人」とは,『限りない欲を持ち,いくらあっても満足しない人のことで,私は少しのモノで満足して生きている。「質素」なだけで「貧しく」はない。』
更に我々に『モノを買う時に,お金でモノを買っている様に思うだろうが,そのお金を稼ぐために,人生という「時間」を使っているんだ。』『働くだけの人生でなく,ちゃんと「生きる」ことも大切。簡素に生きれば,人は「自由」になれるんだ。』と言っています。
老子の教えにも「足るを知る」という言葉があります。人は渇望(かつぼう)すればきりがありません。今が在ることに感謝すれば,幸福感を得ることもできると言っています。
ムヒカ氏は,「(お金のために)働くことばかりに終始せず,家族と幸せなひと時を過ごすことも,人として大切な生き方だ」と,我々に伝えてくれていました。
一方で,Society5.0と言われるこれからの社会に在っては,多くの情報に高価なデバイスで利用料を払ってアクセスし,知識を得たり体験をしたりと,今以上に世界や業界を身近に感じることができる様になると思いますが,遠い世界や業界の情報を見てはいるが,肝心な自分の足元の状況や,自らの「役割」を見ずに生活することはナンセンスです。
「バーチャル(仮想現実)に浸って,知識や体験をしたが,リアリティー(現実)では家庭や職場で活かされていない」では意味がありません。
これらのことから今後,私たちの生活では,『本物の「豊かさ」とは何か』ということを基に,限られた「時間」の中で,「その情報やモノ」が「今,本当に必要なのか」を取捨選択する力と,それを「どの様に扱うか」,活用する力が,必要となるのではないでしょうか。
最後に「時間」は,日頃から皆さんに伝えている「想い」と同じく,目には見えない大切なものです。
また,「時間」は,Time fliesと言うように,今年残された2ヶ月と10日も,あっという間に過ぎていきます。
今日は詳しく話ができませんでしたが,皆さんには,「自分軸の時間」と同じく「他人軸の時間」もあることを推察しながら,残された二学期を「充実した日々」として過ごすことを期待して,今朝の挨拶といたします。
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