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2026年1月

  • 2026年01月26日(月)

    課題研究発表

     インテリア科が1月20日(火),情報技術科と電子機械科2組が1月23日(金),電子機械科1組が1月26日(月)に3年生による課題研究発表会が開催されました。

    20260120_インテリア科課題研究発表1

    20260120_インテリア科課題研究発表2
     インテリア科では,設計・陶芸・デザイン・木工班からそれぞれが授業で作成した家具や陶芸作品,設計プレゼンボード,ポスターなどを発表しました。

    20260126_電子機械科課題研究発表1

    20260126_電子機械科課題研究発表2

    20260126_電子機械科課題研究発表3

     電子機械科では,野球のカウントを示すBSOボードや電動車椅子,護岸漂着ごみ回収装置などの製作について発表されました。

    20260123_情報技術科課題研究発表1

    20260123_情報技術科課題研究発表2

     情報技術科ではプログラムによるゲーム開発,電子工作による作品製作などが,発表され,各科の特色を生かした研究内容となりました。

     また,今年度は3学科連携でLUMIsatuma2025のイルミネーションも製作しました。発表を聞いた1,2年生が来年度以降,さらに今年の取組を発展させてほしいです。

  • 2026年01月26日(月)

    全体朝礼

    本日26日,全体朝礼が行われました。

    2026026_全体朝礼1

    全体朝礼 校長挨拶(3つの基礎)

     おはようございます。年明けも早いもので,今週は1月の最終週,インターンシップや卒業考査を実施する週となりました。また,こうして3学年が揃って全体朝礼を行うのも今年度は今日が最後になります。

     さて,先日始業式の式辞で,特殊ブルーカラーの話をしました。特殊なものづくりの技能者が必要とされる時代が来るといった内容でしたが,最先端のAI技術が世界的にも進んでいるアメリカでは,すでに「ブルーカラービリオネア」-AIに代替されにくい現場職や技術職などの技能者が,独立するなど起業して,億万長者になる成功者が次々に現れています。

     戦中戦後,いつの時代も「仕事と仕事の狭間に,新しく成功する仕事の種がある」と言われたものですが,その成功の種を見つけて育てるためにも「課題発見力」「技術力」,「人を巻き込む信頼魅力」が必要になるでしょう。

     何れにしてもこの学生時代に「3つの基礎」が,身についていることが大切です。

     一つ目は,知的探究心で何事も「なぜ」「どうして」といった疑問を持ち,解決に向けての糸口を探ろうとする心です。

     二つ目に,解決するために必要な知識・技術力です。

     三つ目に,人に迷惑をかけず,失敗をしたとしても嘘偽り無く反省し,次に向かう努力を怠らない,心から信頼に足る人です。

     しかしこれらは,一朝一夕に身につくものではありません。知的探求心,技術力,信頼は,身につけようと意識した人のみ,基礎の積み重ねによって身に付くものです。

    (目で聴く(話し手の様子を観て,その人の心の声を聴く)いて察する)

     話は少し変わりますが,サッカー,バスケットボール,ハンドボールなどの守備の基本は,自陣ゴールを背にして,マークする相手攻撃者を,ボール保持者と同一の視野の中で守備をして,パスされるボールに対して,相手よりも先にボールを触り奪うことです。同一視野という基礎・基本が大前提ですが,一つ一つの基礎を疎かにすると,次のグループ戦術,チーム戦術にも影響が出ますし,攻撃に転じる速攻に対しても,一歩も二歩も遅くなります。

     したがって守備は,意識せずともサイドステップ,バックステップなどを組み合わせて,体勢を整える基礎・基本が,地道な練習によって自然にできるようになるなどあってこそ,華々しく相手からボールを奪うインターセプトや速攻が決まりますし,楽しみがあるのです。

     人生は,自分が思っている方向に近づくものです。「ゆっくりしたい,怠けたい。できることなら何もしたくない。」と思ったら,その行動と結果がその時すぐに,または10年20年経って取り返しのつかない世代になってから,過去に言動した「何もしたくない」の延長によって「何もできない」人生に成らざるを得なくなっているでしょう。しかし「色々なことに興味・関心を持ち,自分の力で『できるようになる』ことを増やしていきたい」と,困難をも愉しみに変えるバイタリティがあれば,ブルーカラービリオネアになれる可能性も高まります。

     因果応報,人生は,全て皆さんの心の持ちように寄るのです。

     終わりに,知的探求心,技術力,信頼,3つの基礎を身につけるために,今より早い時はありません。

     皆さんが,人生を謳歌するためにも,意義在る学習,インターンシップを行うなど,今こそ,人としての基礎を身につける学校生活にして欲しい」とお話をして,本日の挨拶といたします。

  • 2026年01月15日(木)

    薬物乱用防止教室

    本日,1・2年生を対象に,薬物乱用防止教室が行われました。

    20250115_薬物乱用防止教室1

    20250115_薬物乱用防止教室2

    学校薬剤師の増谷氏を講師に,薬物の危険性や依存の恐ろしさ,薬物に関する正しい知識,誘惑や誤った情報に流されず自ら判断して断る力を育て,健全な生活と将来を守るための講話をしていただきました。

    話の中には医薬品の適正使用(オーバードーズ及びゲートウェイドラッグ)についても触れられており,本来なら病を治すための薬であっても,用法用量を誤れば毒になりうること,またそれをきっかけに違法薬物に手を出すことに繋がらないようにしなければならない,ということでした。

    自分はもちろん,周囲の友人たちもそのような危険にさらさないよう,今回の学びをしっかり身につけてほしいです。

  • 2026年01月08日(木)

    3学期 始業式

    1月8日,少し長めの冬休みが明けて,新学期がはじまりました。

    1月は3年生の課題研究発表と卒業考査,2年生はインターンシップが控えています。新年,気持ちを新たにしっかりと取り組んでいきましょう!

    20260108_始業式

    3学期始業式 校長式辞(自分を誇らしいと感じる時)

     皆さん,おはようございます。2学期の終業式では,「落ち着いた年末を過ごし家族と佳い年を迎えてください」と話をしましたが,いかがだったでしょうか。本日は清々しい,2026年,令和8年の3学期始業式をこうして皆さんと迎えることができ,大変うれしく思います。

     一昨年の正月は,石川県の能登半島を中心とする地震災害があり,今なお約1万8千人の方々が仮設住宅などで避難生活を送っていることや,世界に目を向けても各国の思惑で摩擦を生む状況が続いており,世界経済への影響や不安定さは,日本の経済や皆さんの生活,進路にまで影響を及ぼします。

     世界の平和と安定が続くことを祈りつつ,今年一年が皆さんにとって健康でかつ躍進を遂げる一年になることを期待しています。

     そんな今年の干支は,スピード感や行動力を意味する午年です。更に60年に一度といわれる丙午で,太陽のような明るさと情熱,決断力が重なり,「諦めかけていたことに挑戦すると良い結果に繋がりやすい」とされているようです。

     ただ,感情的にならずに冷静に考えてから行動することもリスク回避には必要です。

     私は,情熱と冷静さを行動の柱にして,目標が達成できる一年にしたいと思います。

     柱と言えば,「心の支え」としても使われますが,皆さんにも馴染みのあるアニメ「鬼滅の刃」に登場する「組織を支える中心的役割」の登場人物「柱」がそれにあたります。

     また,今から1443年前の飛鳥時代に聖徳太子から建立を依頼され,金剛組が造った四天王寺の五重塔に使用されている「基礎から最上位まで貫く柱」は,高層建築物の中心的役割を果たす柱「心柱」として,地震などの揺れを減ずる役割があると当時から画期的なモノであり,その技術は2年生が修学旅行で登った東京スカイツリーにも応用されています。

     時にアメリカは,今年2026年7月に建国250年となりますが,日本には,心柱のような技術を継承している世界最古の企業,創業1448年になる金剛組が在るように,創業から技術と伝統を継承してきた創業2~300年の企業が900社以上存在しています。

     心の拠り所とした神社仏閣の特殊な建築物を今日まで支えてきた金剛組は,地域・全国の人々から必要不可欠な存在として慕われ,またそのことからも金剛組社員は,仕事に対する自覚と責任を果たすことが,自らの誇り(やり甲斐)であると感じたことでしょう。

     「ものづくり日本」を支えるそれらの企業は,我々が世界に誇る企業であり,工業教育を行う我々にとって,継承すべき伝統と技がそこにあると確信しています。

     他方,アメリカや世界的にもAIデータセンター構築と,その冷却システムを始めとした施策が行われる中,他国に出遅れた日本においてもセンター構築と,官民連携によるデータ利活用の促進,民間へのAI導入に向けたスタートアップ支援が,昨年末に政府によって閣議決定するなど,主要国におけるAI積極導入に注目を集めています。

     このAI戦略推進によって,数値に置き換えられる仕事の従事者で「ホワイトカラー」と呼ばれる管理職は,今後,工場管理部門の統廃合等によって減少するであろうとされていますが,一方で,根気強く行う「擦り合わせ技術は世界一」とも称される「ものづくり日本」。

     その日本が持つ特殊な技能者「特殊ブルーカラー」が,生成AI技術をも駆使し起業するなどして,「社会を支える時代になる」と言われ,技能に特化した工業高校生の持つ役割や重要性が,増してきているとも言われています。

     そこに更に人と人との間に在って,AIには感じ取ることが難しいとされる『物事に対する「熱量」や,その場の「空気感」を表現できる人』こそが,日本人としてのIdentity(独自性)をもつ真の技術者になるのではないかと想います。

     社会に応える仕事をすることが金剛組の誇りであり,生き抜いた原動力とするならば,隼人工業高校の皆さんが目指すところも同じではないでしょうか。

     人としての想いを大切にでき,心柱を支える「基礎(・・)」を身につけるなどして,社会に応える「仕事への構え」を今,ぜひ付けていって欲しいと思います。

     それらを皆さんが社会で実践した時,皆さんを取り巻く人々の「誇り」となり,自分を誇らしい」と感じる時が来るでしょう。

     結びに,ぜひ皆さんも今年は,午年にちなんで,スピード感や行動力を意識しつつ,リスクマネージメントを行うなど,「情熱と冷静さ」を行動の柱にし,基礎・基本の習得と,取組への心構え向上によって,成長が実感できる一年になることを期待して,3学期 始業式の式辞といたします。