学校行事

  • 2025年06月05日(木)

    高校生のための文化講演会

    本日,第60回「高校生のための文化講演会」が行われました。

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    講師に畠山理仁氏をお招きし,演題は「NO 選挙,NO LIFE ~選挙を100倍楽しむ方法と真の民主主義」。

    すでに18歳を迎えた3年生も,これからそう遠くない未来に選挙権を得る1・2年生も,選挙について学ぶよい機会となりました。

    堅苦しさを感じない軽快な語り口で,1票を金額に換算したらいくらになるのか,投票しないことで損なわれるものがなんであるかなど,選挙の持つ意味と重要性がよくわかりました。

    また,この講演会の後援である集英社様より,図書100冊を寄贈していただきました。中には講師の畠山氏の著書も含まれており,この講演で興味を持った生徒にはぜひ手に取ってもらいたいものです。

    面白く,大変有意義な講演をしていただき,ありがとうございました。

  • 2025年05月30日(金)

    PTA総会

    本日,本校武道館にてPTA総会が行われました。

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    総会では各種報告や協議,役員の方への感謝状贈呈が行われました。

    雨天の中ご参加いただき,真にありがとうございました。

  • 2025年05月20日(火)

    郷土教育推進事業 ~アントレプレナーシップ教育出前授業~

    3,4限目に武道館にて,3年生を対象とし,郷土教育推進事業であるアントレプレナーシップ教育出前授業が行われました。

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    講師に株式会社オーガランド 統括本部ヨコテン商品開発チーム リーダーの市來様を招き,実際の仕事上でのPDCAサイクルとはどういったものであるか等,製品の実例を交えながらお話しいただきました。

    工業高校のものづくりは基本的に販売商品を作る事につながる以上,商人の目線も必要不可欠といえるでしょう。それがどういったものなのか,実例と共に説明されることで非常にわかりやすい授業でした。

    生徒の今後のものづくりにぜひとも活かしてもらいたいです。

  • 2025年05月19日(月)

    3年生 合同LHR

    3年生を対象に,進路担当の先生による進路ガイダンスが行われました。

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    生徒の中には2年生の終わり頃には進路先について考えていた人もいるでしょうが,改めて進路先を選ぶ際の心得や要点について学びました。

    今後の人生を左右するかも知れない選択です。ただ条件がいいから,といった目先だけの考えだけで選ぶのではなく,自分自身の資質と照らし合わせ,長期的な展望を想像して考えて欲しいと思います。

    これから面接練習なども本格化していきます。気合いを入れて向き合っていきましょう。

  • 2025年05月19日(月)

    スクールカウンセラーによる講話

    本日1限目,1年生を対象とした講話が行われました。

    20250519_スクールカウンセラー講話【機種依存文字】

    20250519_スクールカウンセラー講話【機種依存文字】

    本校スクールカウンセラーの佐々木先生を講師にお招きし,問題や悩みを抱えた場合にどのように助けを求めればよいのかを学ぶ,「SOSの出し方に関する教育」をしていただきました。

    悩みというものは誰しもが持つものですが,ただ1人で抱え込み,心身共に病んでしまい,日常生活に支障をきたしてしまうということは避けたいものです。

    助けを求めるということは恥ずべき事ではありません。ただ誰に相談したらよいのかも分からなければより悩みは深まってしまいますよね。そういった場合にどうするか,これからの高校生活を明るく楽しいものにするための講話でした。

  • 2025年05月19日(月)

    全体朝礼

    本日朝,全体朝礼が行われました。

    早くも梅雨入りし,暑さと湿気に気力を削がれそうになりますが,今週も頑張っていきましょう。

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    全体朝礼 校長挨拶(隼工生とは・天職の作り方)

     皆さん,おはようございます。

     姶良・伊佐地区高体連の大会も終わり,この地区でバレー部と野球部の優勝をはじめ,各部の団体・個人の活躍の報告があるなど,大変誇らしく思うこの頃です。

     また,資格取得に向け朝から頑張っている生徒・職員の皆さんの姿を見て,心から応援をしています。すでに昨日から始まっている高校総体県大会に向けても活躍を期待しています。

     さて,本日は2つほどお話しをと考えています。

    まず,私が昨年からお話しをしていたことで,2・3年生は,すでに理解していることとは思いますが,「ものづくりを学ぶ学校に在って,見えないものを大切にできる隼工生で在ってください。」と一年間伝えてきました。このことは,今年も続けて伝えていきたいと思います。

     一年生の皆さんには,この「見えないものを大切に」ということが,一体何を指しているのか想像がつくでしょうか。本校では3つの見えないもの「人の想い」「時間」「基礎」を大切にしてくださいと話をしています。

     皆さんの周りには,勤務時間以外の朝早くから夕方遅くまで,直接・間接問わず,資格取得や課題調べ,部活動の指導にと情熱をもって指導・支援してくださる方が大勢居ます。家庭においても食事や洗濯,友だちであっても心配して手助けしてくれるなど,無償の愛情の中でこれまで過ごしてきたことでしょう。

    そんな周りの方々の想いの中でこれまで成長できたことに感謝の気持ちと敬いをもち,「人の想い」を大切にできる隼工生でいて欲しいと思っています。そのことに理解が深まれば,朝の挨拶一つにしても,心のこもった挨拶ができるようになるのではないでしょうか。

     「時間」は,無限のようで有限です。高校時代をもう一度同じ時間で,同じ仲間と過ごすことはできません。他人の貴重な時間を奪ったからと,時間を返してあげることはできないのです。人の時間も他人の時間も大切にできる隼工生でいてください。

     昨年も話をしましたが,建物の基礎,とりわけ高層ビルの基礎が地震などから建物全体をしっかりと支える上で重要なことは想像するに易いと思います。しかし,この基礎は,普段から見えてはいません。学習や技術習得であっても基礎があった上で応用ができるのです。

     ものづくりを学ぶ隼工生は,まず,「人の想い」「時間」「基礎」といった,見えないものを大切にできる生徒であって欲しいと思っています。一年生の皆さん,2・3年生の皆さん,ぜひ心の定規に刻んでください。

     次に,3年生には1月のインターンシップ出発式で「天職について」話をしましたが,覚えていますか。こちらは,企業がビジネスプランを構築する際の戦略の立て方です。

    将来の生活の基盤となる仕事について,「自分がやりたいこと」「自分ができること」「社会に求められていること」の3つについて,それぞれ考えたことはありますか。といった内容でした。

     1・2年生にも紹介しますが,

    ⑴ 「自分がやりたいこと」が「できる」,しかし「社会に求められていること」とまでは,いかない。これは趣味といいます。

    ⑵ 「自分がやりたいこと」ではないが,「自分ができること」で「社会に求められていること」は,労働です。

    ⑶ 「自分がやりたいこと」と「社会に求められていること」が一致しているが,「できないこと」は,夢と言うでしょう。

    では,もし,「自分がやりたいこと」「自分ができること」「社会に求められていること」が一致していることは,何と言うでしょうか。それはおそらく皆さんにとって天職となるでしょう。

     そこで,皆さんの今後就く仕事を天職とするためには,どの様な「発想」や「行動」が必要かというと,

    ⑴ 趣味を「社会に求められている」高いレベルまで引き上げる。

    ⑵ 労働だと思っていたことを「自分が追求してみたいこと」へとポジティブに捉える。

    ⑶ 夢だと思っていたことを叶えられるように,少しでも資格・検定など「できること」を増やすことです。

     何事も人生を楽しめるように「発想の転換」と,「バイタリティ(活力)」を身につけて,チャレンジしてみてください。

     最後に,皆さんにとって,今日から隼工での学習や実習,部活が,天職を得られる良い高校生活や,輝かしい人生の出発点となることを期待して,本日の挨拶といたします。

  • 2025年05月12日(月)

    生徒総会

    6限目,全校生徒が体育館に集まり,生徒総会を実施しました。

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    生徒会が中心となり,会計報告や各種委員会の目標の確認,学校への要望事項を各クラス代表者が述べ,提案の可否を検討しました。

    自分たちが過ごす学校を,自分たち自身で良くしていくにはどうすれば良いか。自分事として考える機会になったでしょうか?

     

    生徒総会 校長挨拶

     皆さん,こんにちは。

     各学年,新年度が始まって1ヶ月が過ぎましたが,個々が立てた学習や資格取得,部活動での役割など,各学年の目標に向かって順調に進んでいるでしょうか。

     今年一年,自らの力で「できること」を増やせるよう,努力の汗をかき,感動の涙で締めくくって欲しいと願っています。

     さて私事ですが2ヶ月前の3月13日に校長室へ1本の電話がありました。

     電話の主は,私が平成3年に教員生活をここで始めて3年間担任した時の生徒でした。

     50歳になる彼は,隼工のインテリア科を卒業後,仕事を頑張って,現在,全国展開しているある企業の部長をしているそうです。昨年度,部下が高校生に対する企業説明会で隼工の資料を持ち帰った時,私が母校に帰ってきているのを知って,懐かしく電話をかけてくれたそうです。

     私は,その卒業生らと,同じ時間と空間を共有し,心通わせたその3年間の出会いは,何物にも代え難い貴重な出来事で,30年以上の時を経てもなお,その時と変わらず思い出話をしては談笑したところでした。こんな経験ができることが教職員としての職業の醍醐味であり,そのことを味合わせてくれることに対して感謝しかありません。

     下世話な話ではありますが,いくらお金を積まれて役になりきったとしても,心から分かち合うことをできないのが,この様な貴重な「思い出」です。(無形の「思い出」も,観ることのできない大切なもの)

    逆を言えば,今,級友・部員・先生・家族と共に過ごして,お互いが確かにここに,こうして存在したことを認め合い,時を超えて励まし合えることは,お金に換えがたい貴重な存在であると言えるのです。

     本日は,皆さんがそんな思い出に残る,「より良い学校生活」を過ごす上で委員会活動の在り方や,要望を話し合う場です。これからも皆さんと一緒になって,「誇れる隼工」にしていきたいと思いますが,そのためにも皆さんが,主体的に取り組むことを期待して,私からの挨拶といたします。

  • 2025年04月28日(月)

    情報モラル教室

    本日6限目,全校生徒を対象に情報モラル教室が催されました。

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    講師に霧島市警察署 生活安全課の方をお招きし,映像や実際の相談件数などを交えたお話をしていただきました。

    もはや所持が当たり前となっている携帯電話。それを通じた詐欺被害に対する事例についてと,同年代に多いSNSを通じた被害についての映像資料を見た後,霧島市で実際に警察署に寄せられた相談数のグラフ資料をもとに,決して自身に起こりえない事ではないのだという認識を深められたと思います。気づかないうちに被害者になることも,逆に加害者になることもあり得ることをよく知っておいて欲しいです。

    ご家庭でも携帯電話の取り扱い,家庭でのマナー,フィルタリングの有無,携帯依存になってはいないか,といった確認を是非ともお願いいたします。

  • 2025年04月14日(月)

    全体朝礼

    20250414 ネモフィラ

    ▲ー 朝礼の様子の撮影を失念していたため,代わりといってはなんですが正門に咲いたネモフィラをご覧ください ー

     

    校長挨拶 (想像する力を高めるには)

     新しい年度,令和7年度の始業式と入学式を終え,今朝は,1年生から3年生まで揃った全校生徒411名での全体朝礼となりました。こうして揃う皆さんの姿を見て,頼もしくも感じます。

    先日,入学式に来賓として出席いただいた同窓会の皆様も,「後輩諸君の活躍を通り沿いの看板や,新聞で見るたびに,元気と,隼工生OBとしての誇りを感じます。後輩の為に我々ができることは何でもしますよ」とおっしゃっていただくなど,大変嬉しい気持ちをいただきました。

    今年度もそういった卒業生や皆さんと,一緒になってこの隼工を盛り上げていきたいと思っていますので,協力をお願いいたします。

    さて,2,3年生は昨年度からも知ってのとおり,話は「目で聴き,耳で観る」と,お話しをしてきました。それがどういったことなのかは,理解ができていると思いますが,1年生の為に改めて話をしたいと思います。

    我々,日本人の特徴として,一つの動作や状況を観て(観察),察することが上手なところがあると言われています。

    また,耳で聴いて(傾聴)その状況を想像し,伝えることも得意です。島国で同一言語を話す私たちの特性なのかもしれません。例えると,「猛暑の中,小さな黄色い花がうなだれている」その様子を観て,水が欲しいと訴えているように聞こえるなどの観て聴く,聴いていて皆さんがそれぞれ頭の中で黄色い花を観ることができるなどです。

    私は,この特性を存分に活用して,これからの社会で生きる皆さんに「想像する力」を付けて欲しいと思うのです。

    何故なら,すべての言動は,この想像や見通しによって判断され,始まるからです。

    ただし,目に見えているものだけを信じて言動してもいけません。写真や動画,漫画は,状況を説明したり,同じ映像で意思を統一したりすることができ,見ている側も理解を高めることに長けた手法です。

    しかし,情報化社会が進む現代において,全てが皆さんにとって利があるとは限りませんから,情報を発信する側の意図も理解する必要があります。皆さんにとっては,相手の立場になり「心で観る,心で聴く」ことが大切なのです。

    そこで想像する力を付ける為に,有効な手段は何だと思いますか。

    それは,「活字を読む」こと,「人の話を聴く」ことです。特に読書は,人の頭の中で自らが絵を描くことができるなど,想像力を豊かに育んでくれるのです。

    保護者や私たち職員は,皆さんの良き伴走者です。高校生としての制服やカバン,知識や技術を与えて,一見,高校生らしい様子に整えて,促すことはできますが,中身の成長は,皆さんも知ってのとおり,自分自身の考え方や取組,「良き行いができるようになる」とする自己指導力でしか真の成長はできないのです。

    最後に,今週は「いじめ問題を考える週間」です。一人一人には輝かしい未来があります。隼工生として,ものづくりの学習を行う前に,人の想いを想像し,今,本当に相手が必要としていることは何なのかを,悟れる想像力を身に付けて,今年一年,更に成長することを期待して,本日の挨拶といたします。

  • 2025年04月08日(火)

    第78回 入学式

    青天と舞い散る桜に見守られ,本日126名の生徒が新たに隼人工業高校として迎えられました。

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    入学式 式辞(抜粋)

     新入生の皆さん、入学式は未来への決意を新たにする場です。現在の社会は、国際化、テクノロジーの進化、環境問題、感染症問題など、様々な問題と向き合っています。皆さんが生きる未来は、新たな社会の仕組みや価値観が生まれるなど、大きな変革が続くことでしょう。その未来を、自分で生き抜くための基礎力を高校三年間で身に付けて、先程紹介した「社会の一員として貢献できる実践的産業人」を目指してください。

     皆さんが高校生活をスタートさせるにあたり、自覚して欲しいことを私から2つお話しします。

    先ず、「人間力を身につける。」ということです。

     高校は、中学校までの義務教育とは違い、それぞれが自分の将来の姿を描き、目標を立て、その実現のために自らが学びに向かう場所です。将来自分が希望する職業に就くため、基礎的技術や技能を習得し、心身を成長させ、できなかったことが数多くできるようになるところです。

     夢実現のため、人任せにせず、自らが考え、判断し、行動するための「知識」と、それをもって工夫する「知恵」と「実践力」を、主体的に身につけようと努めることや、他人の想いを理解し、今在ることへの感謝ができ、自らが想いのある言動を行うなど、人格の成長を促す自己指導力によって、社会に順応するための「人間力」を身につけて欲しいと思います。

     次に「ポジティブに挑戦する。」ということです。

    自らの意思によって目標を持ち挑戦することで、今まで経験してこなかった事柄に出会うことができます。それは決して良いことばかりではありません。したくもなかった苦い経験も時にはあるでしょう。しかし、その経験が無ければ悔しい感情や、成功したときの感動を味わうこと、周りの方々への心からの感謝が芽生えることもないでしょう。自分にとって他人にとって良いことを、「できる」「できない」と頭で考えすぎることなく、まずやってみることです。私たち職員は、皆さんの良き伴走者としてサポートしたいと考えています。ですから今日の今、この瞬間から、弱音を吐かないで何事もポジティブに、プラスに考えて言動してください。口に+-と書いて吐くいう漢字がありますが、皆さんには口に+と書いて叶う言動を心がけて欲しいと思っています。

    そのことによって皆さんが、-と捉えがちなことも自らのバイタリティーによって打開する力を付け、隼工で心震える様な感動が得られるようになることを期待します。

    以上二つの「人間力を身につける。」ということと、「ポジティブに挑戦する。」という志を、高くもって、高校生活を送ってください。