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2025年8月26日
2025年08月26日(火)
中学生一日体験入学
本来であれば先週22日に開催予定でしたが,台風の影響を考慮し,延期となった中学生一日体験入学を本日開催しました。
【体験/見学内容】
インテリア科:CG(Illustrator),明度分解(パンダ)
電子機械科:マイコンロボット,旋盤,溶接,製図,3Dプリンタ,電気工事
情報技術科:3DCG,プログラミング,ドローン
実際に本校を訪れて,どのように感じたでしょうか?先生と生徒の距離感,雰囲気,設備などなど。直接目にしなければ分からなかったことも多かったのではないでしょうか?
入学後後悔しないよう,高校を選んで欲しいです。欲を言えば,本校で充実した高校生活を送りたいと思って貰えれば嬉しいです。
2025年8月5日
2025年08月05日(火)
ものづくり部ロボット大会優勝
8月5日(火) に第31回鹿児島県高等学校ロボット競技大会が川内商工高校の商工ホールで行われ,県内から6校11チームが出場しました。
今年の競技は生徒が操縦するリモコン型ロボットでソフトボール・ゴルフボール・軟式野球ボール・塩ビパイプ・旗を指定の場所に収納し,プログラムで動く自立型のロボットで15本のペットボトルを運搬する内容でした。
本校チームは990点(1000点満点)の高得点で優勝し,3年連続の全国大会出場権を獲得しました。
全国大会は10月25日(土),26日(日)に福島県で開催されます。昨年はベスト8に入った実績があるので,今年こそはと期待が膨らみます。
なお,この大会の様子は,下記のリンクから見ることができます。
https://news.ntv.co.jp/n/kyt/category/society/kybd26ac149b414d6c86685f0f025d035d
2025年7月28日
2025年07月28日(月)
美術部 鹿児島神宮六月灯 灯籠デザイン
例年7月28日は,鹿児島神宮で六月灯が開催されます。
本校美術部はその会場に飾られる灯籠のイラスト制作に毎年参加させていただいています。今年は特大サイズの灯籠7枚,大サイズの灯籠11枚を描きました。
描いた灯籠の左下に学校名と制作者名が書かれていますので,お立ち寄りの際はぜひ本校の作品を探してみてください。
2025年7月18日
2025年07月18日(金)
1学期 終業式
本日,1学期の終業式が行われました。
明日からはじまる夏休みに胸躍らせている生徒も多いことだと思います。とはいえ3年生は9月から始まる就職試験に備えての準備期間として,あまり浮かれてもいられないかも知れません。学生生活最後の夏休みになる人も,そうでない人も,充実した時間になるよう,計画的に過ごしてもらいたいです。くれぐれも事故や怪我などせず,元気に2学期に登校してきてくださいね。
1学期終業式 校長式辞(紙一重の僅差)
皆さん,おはようございます。
早いもので令和7年度の1学期も本日終業式を迎えることとなりましたが,皆さんにとってどんな1学期だったでしょうか。
先ほどのクラスマッチや各種大会の表彰は,生徒諸君の日頃見えない努力が発揮された証であったと思っていますが,その過程においても生徒の皆さんからプレーに対する感動と,最後まで諦めない粘り,立ち向かう勇気に,誇りを感じた大会がありました。
それは,先週の11日金曜日,ちょうど一週間前になりますが,全国の高校球児が甲子園を目指す夏の全国高等学校野球選手権鹿児島大会1回戦で,昨年度の準優勝校,樟南高校 対 隼人工業で戦った野球部諸君についてです。
6点というビハインドにもかかわらず,その後の相手打線を0点と封じつつ,その点差を諦めることなく毎回の様に得点を重ね,隼工野球部のベンチ・スタンド一体となったプレーは,9回の表に2アウト満塁で一打同点のチャンスと,隼工の攻撃が続く中,さぞかし相手選手や関係者を心理的に追い込んだことに間違いなかったでしょう。
勝利への夢は,相手選手が下がりながらのジャンピングキャッチによって潰えることとなりましたが,超えてヒットになるか,アウトになるか,勝利はボール一つ分だったのではないでしょうか。
皆さん,硬式ボールの直径は,何センチだと思いますか。
硬式ボールの直径は,約7.5cm,人差し指と同じぐらいの長さです。よく「勝負は紙一重」と言いますが,あの大きな野球場の中で,樟南高校との差は,まさにボール一つ分だったのかもしれません。
勝利の記録には残りませんでしたが,部員全員・監督・顧問の皆を信じて最後の最後まで諦めない粘り強く戦った姿に,感動と誇りをもらった記憶に残るゲームとなりました。
この2年半,3年生が残してくれた「粘り強さ」は,ピンチになった時のみ発揮されたものではなかったでしょう。普段の練習から額に汗して自分を追い込んでトライした積み重ねこそが,自分が自分を信じることのできる「揺るぎない自信」として,胸の奥にしっかりと宿ったからだと感じているからです。
後輩の諸君が,このことを信じ,汗かく努力で「隼工の粘り強さ」を引き継ぎ,更なる活躍してくれるものと期待をしています。
また,まだ現役で最後の大会を目指す3年生,改めて僅差を制する「粘り強さ」を普段の生活の中から意識して,悔いの残らないよう夢を追ってください。
現役引退する3年生部員の皆さん,今度はペンに持ち替えて自分の進路実現を叶えて欲しいと思います。
私や先生方,保護者の皆様は,頑張る皆さんの一番の応援団です。
さて,改めて今学期を振り返ると,
1年生にとっては,入学式から今日に至るまで,期待と不安の中,慣れない通学に始まって,中学校の授業とは違った専門教科を学習するなど,発見の多い日々だったのではないでしょうか。
2年生は,今年度の目標どおりに進められているでしょうか。部活では後輩もできて,自分の役割に目覚めた生徒もいることでしょう。
3年生は,進路実現に向けて大切な夏休み期間に入ります。基礎学力定着と応用はもちろんのこと,面接等では,進路先の望まれる人物像やアドミッションポリシーを理解し,自分の特性をどの様に表現して「人柄」を理解してもらうか,その「伝え方」が大切なキーポイントとなるでしょう。
「光陰矢のごとし」と聞いたことのある言葉かと思います。「月日は,弓から放たれた矢のように止まることなく,素早く過ぎる」というこの言葉から,「振り返ると時間の流れが早く感じるもの。だからこそ日々を大切にしましょう」という含みがあります。
明日から夏休み期間に入ります。今年は普段より長い44日の期間となりますが,「明日からやろう」を44回言っていると,2学期に入ってしまいます。
学習や技術,炊事・洗濯・掃除をするなどの生活力においても,何ができるようになりたいかの目標を立て,そのための一日のスケジュールを計画する努力と実行が,日々の前向きな習慣をつくり,以前と違う自分の存在に気づくプレゼントを,自分自身で得ることができるようになるでしょう。
ぜひ,社会に役立つ成長ぶりを実感できる夏休みにしてください。
結びに,2学期の始業式では,勉強・各種大会,部活での困難なども,「自分が自分を信じることをできるか」の問いを立てつつ「粘り」をもって克服し,将来,来るであろう紙一重の僅差を自分のものにできるよう,1ステップも2ステップも成長した,元気で明るい皆さんに会うことを楽しみにして,1学期の終業式式辞といたします。
2025年7月17日
2025年07月17日(木)
1学期クラスマッチ
本日,1学期のクラスマッチが行われました。熱中症や午後からの雨予報が心配でしたが,無事に屋内・屋外競技ともに終了することができました。
準備,運営に奔走した生徒会役員,体育委員,審判を務めた各部員の皆さん,ありがとうございました。
競技の結果ですが,
【男子バレーボール】
1位 3年 電子機械科1組 Bチーム
2位 3年 情報技術科 Aチーム
3位 3年 電子機械科1組 Aチーム
【女子バレーボール】
1位 3年 インテリア科
2位 3年 情報技術科
【男子ドッジボール】
1位 3年 情報技術科
2位 2年 電子機械科1組 Bチーム
3位 1年 電子機械科2組 Aチーム
【女子ドッジボール】
1位 3年 情報技術科
2位 2年 インテリア科
3位 3年 インテリア科
【eスポーツ】
1位 2年 電子機械科1組 山下くん
2位 2年 電子機械科2組 正徳くん
3位 2年 情報技術科 東くん
【オセロ】
1位 2年 インテリア科 古賀さん
2位 3年 電子機械科1組 野間くん
3位 1年 情報技術科 福瀬くん
3位 3年 電子機械科1組 池島くん
以上の結果となりました。おめでとうございます!
2025年7月7日
2025年07月07日(月)
全校朝礼・表彰式
ものづくりコンテスト鹿児島県大会溶接作業部門で見事に最優秀賞に輝いた電子機械科3年1組の松くんの表彰式が行われました。
8月2日からはじまる九州大会では,本県代表として普段通りの実力を発揮して頑張っていただければと思います。
また,先日の野球部のボールの寄贈に続き,溶接作業に対しても同窓会から御支援をいただきました。あらためて感謝申し上げます。
表彰式後には全校朝礼も行われ,学校長からも同窓会への感謝のことばと,同窓会をはじめとする地域の方々の期待に応えられるよう日々の生活をしっかりしていこうとの講話もいただきました。
さて,夏休みまで残り2週間足らずです。1学期を良い形で締めくくっていきましょう。全体朝礼 校長挨拶(人は,想いに生きる生き物)
皆さん,おはようございます。
例年よりも早い梅雨明けで,暑い日が続いております。先に表彰した溶接競技大会では,火花が飛ぶこともあり,競技者は長袖長ズボンに革手袋を使って8月の九州大会に出場します。暑い中ではありますが,「暑い,暑い」と1万回言ったところで涼しくはなりません。
いっそ「昨日よりは涼しいね」などと,ポジティブなことを言う方が,ネガティブなことを言うよりも聞いている方もバイタリティをもらいます。私もそうありたいと思います。
一学期も早いもので残すところ2週間ほどとなりました。これまでの3ヶ月でどのようなことを学習・体験して知識・技術を深めることができたでしょうか。
さて,本校生の進路先は7割が就職と,3年生のほとんどが新春以降,社会人として活躍しています。皆さんもご存じのとおり,7月1日から求人票の受付が進路室を中心に始まっていますが,人事担当者の方々は,ここ最近の日中35℃を超える中,額に汗をしながら求人票を遠くは関東から持参し,本校生からの応募をお願いしたい旨,お話しにいらっしゃいます。
これは,これまでの先輩方が先々の会社で熱心に活躍し,その信頼から隼工生のブランド化がされた結果であると考えています。皆さんにとっても,大変ありがたいことだと思うことでしょう。
また,先日は昭和51年卒の野球部員で現在も霧島市や姶良市で会社経営などをされていらっしゃる先輩方10名から3名が代表して来校し,野球部の活躍を聞いて部員を物心両面から支えたいと,ボール13ダース,156球の寄贈を頂きましたし,ものづくりコンテスト溶接大会に27人で競ったコンテストで本校生が最優秀賞を獲得し,九州大会へ出場が決定すると同窓会から練習用の資材代にと寄付など,物やお金以上に「想い」を頂きました。
これらのことからも分かるように,隼人工業高校の一員として,職員も生徒の皆さんも誇りに思うことでしょうし,皆さんの活躍は,先輩・保護者にとっても大変な誇りです。
その様な中で,私たちが先輩方にできることは,皆さんからのいただいた想いに対して深い感謝と学校内外での振る舞いによってしか返せません。
一人一人が「もっと高みを目指せる」という自信をもって,「努力」と「思いやり」,「振る舞い」の積み重ねによって,人も学校も更に成長し,その想いに応えることができるのではないでしょうか。
「人は,想いに生きる生き物」です。人の顔はそれぞれ違う様に,育った環境も価値観も同じという人は少ないです。「自分が楽しければ」といった自分中心の考えだけでは,人に迷惑をかけることもあると理解できると思います。
そこで「自分」も「相手」も「周りの人々」も幸せになる『三方善』の想いを一つにして協力し合えば,一人でできなかったことも想いを掛け合わせて大きな力で達成に近づくことや,そのプロセスで得た生きるためのノウハウは,必ず皆さんの人生の礎となることでしょう。
最後に,今後の皆さんの更なる成長を期待して本日の挨拶といたします。
2025年7月4日
2025年07月04日(金)
吉松中PTA研修視察
吉松中学校PTA12人の皆さんが,本校に研修視察に訪れました。
学校概況説明後,情報技術科,インテリア科,電子機械科の実習や工業技術基礎の授業参観と施設見学を行いました。多くの高校の中から本校を視察先に選んでいただき,感謝いたします。進路先が充実し,コンソーシアムパーク隼人により地域と連携した多様な学びが展開される本校を,ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。
2025年7月1日
2025年07月01日(火)
野球ボール寄贈式
本日,本校OBの有志9名から,野球部にボール156個を寄贈していただきました。
寄贈式では,野球部部員へ有志の代表者3名からボール13ダースが手渡されました。
部員も50名近い大所帯となっている本校野球部。ボールの使用量も消耗も大きく苦慮しているところでした。寄贈も大変有り難いですが,何よりこうして卒業生の方々が自分たちの頑張りや活躍を見守り,手を差し伸べてくださる事をとても嬉しく思います。
贈っていただいたボール,大切に使わせていただきます。本当に,ありがとうございます!
2025年6月20日
2025年06月20日(金)
学校関係者評価委員会
霧島市教委,JR隼人駅長,隼人中学校長,神宮通り会会長,同窓会長,PTA会長に御出席いただき,第1回学校関係者評価委員会兼信頼される学校づくりのための委員会が本校で開催されました。
学校経営方針や授業・施設見学後に協議に入り,委員からは,地域との連携や安全管理等について意見や質問をいただいたところです。本日の意見を生かし,よりよい学校となるよう職員一同励んでいきたいです。
2025年6月5日
2025年06月05日(木)
高校生のための文化講演会
本日,第60回「高校生のための文化講演会」が行われました。
講師に畠山理仁氏をお招きし,演題は「NO 選挙,NO LIFE ~選挙を100倍楽しむ方法と真の民主主義」。
すでに18歳を迎えた3年生も,これからそう遠くない未来に選挙権を得る1・2年生も,選挙について学ぶよい機会となりました。
堅苦しさを感じない軽快な語り口で,1票を金額に換算したらいくらになるのか,投票しないことで損なわれるものがなんであるかなど,選挙の持つ意味と重要性がよくわかりました。
また,この講演会の後援である集英社様より,図書100冊を寄贈していただきました。中には講師の畠山氏の著書も含まれており,この講演で興味を持った生徒にはぜひ手に取ってもらいたいものです。
面白く,大変有意義な講演をしていただき,ありがとうございました。
2025年5月30日
2025年05月30日(金)
PTA総会
本日,本校武道館にてPTA総会が行われました。
総会では各種報告や協議,役員の方への感謝状贈呈が行われました。
雨天の中ご参加いただき,真にありがとうございました。
2025年5月20日
2025年05月20日(火)
郷土教育推進事業 ~アントレプレナーシップ教育出前授業~
3,4限目に武道館にて,3年生を対象とし,郷土教育推進事業であるアントレプレナーシップ教育出前授業が行われました。
講師に株式会社オーガランド 統括本部ヨコテン商品開発チーム リーダーの市來様を招き,実際の仕事上でのPDCAサイクルとはどういったものであるか等,製品の実例を交えながらお話しいただきました。
工業高校のものづくりは基本的に販売商品を作る事につながる以上,商人の目線も必要不可欠といえるでしょう。それがどういったものなのか,実例と共に説明されることで非常にわかりやすい授業でした。
生徒の今後のものづくりにぜひとも活かしてもらいたいです。
2025年5月19日
2025年05月19日(月)
3年生 合同LHR
3年生を対象に,進路担当の先生による進路ガイダンスが行われました。
生徒の中には2年生の終わり頃には進路先について考えていた人もいるでしょうが,改めて進路先を選ぶ際の心得や要点について学びました。
今後の人生を左右するかも知れない選択です。ただ条件がいいから,といった目先だけの考えだけで選ぶのではなく,自分自身の資質と照らし合わせ,長期的な展望を想像して考えて欲しいと思います。
これから面接練習なども本格化していきます。気合いを入れて向き合っていきましょう。
2025年05月19日(月)
スクールカウンセラーによる講話
本日1限目,1年生を対象とした講話が行われました。
本校スクールカウンセラーの佐々木先生を講師にお招きし,問題や悩みを抱えた場合にどのように助けを求めればよいのかを学ぶ,「SOSの出し方に関する教育」をしていただきました。
悩みというものは誰しもが持つものですが,ただ1人で抱え込み,心身共に病んでしまい,日常生活に支障をきたしてしまうということは避けたいものです。
助けを求めるということは恥ずべき事ではありません。ただ誰に相談したらよいのかも分からなければより悩みは深まってしまいますよね。そういった場合にどうするか,これからの高校生活を明るく楽しいものにするための講話でした。
2025年05月19日(月)
全体朝礼
本日朝,全体朝礼が行われました。
早くも梅雨入りし,暑さと湿気に気力を削がれそうになりますが,今週も頑張っていきましょう。
全体朝礼 校長挨拶(隼工生とは・天職の作り方)
皆さん,おはようございます。
姶良・伊佐地区高体連の大会も終わり,この地区でバレー部と野球部の優勝をはじめ,各部の団体・個人の活躍の報告があるなど,大変誇らしく思うこの頃です。
また,資格取得に向け朝から頑張っている生徒・職員の皆さんの姿を見て,心から応援をしています。すでに昨日から始まっている高校総体県大会に向けても活躍を期待しています。
さて,本日は2つほどお話しをと考えています。
まず,私が昨年からお話しをしていたことで,2・3年生は,すでに理解していることとは思いますが,「ものづくりを学ぶ学校に在って,見えないものを大切にできる隼工生で在ってください。」と一年間伝えてきました。このことは,今年も続けて伝えていきたいと思います。
一年生の皆さんには,この「見えないものを大切に」ということが,一体何を指しているのか想像がつくでしょうか。本校では3つの見えないもの「人の想い」「時間」「基礎」を大切にしてくださいと話をしています。
皆さんの周りには,勤務時間以外の朝早くから夕方遅くまで,直接・間接問わず,資格取得や課題調べ,部活動の指導にと情熱をもって指導・支援してくださる方が大勢居ます。家庭においても食事や洗濯,友だちであっても心配して手助けしてくれるなど,無償の愛情の中でこれまで過ごしてきたことでしょう。
そんな周りの方々の想いの中でこれまで成長できたことに感謝の気持ちと敬いをもち,「人の想い」を大切にできる隼工生でいて欲しいと思っています。そのことに理解が深まれば,朝の挨拶一つにしても,心のこもった挨拶ができるようになるのではないでしょうか。
「時間」は,無限のようで有限です。高校時代をもう一度同じ時間で,同じ仲間と過ごすことはできません。他人の貴重な時間を奪ったからと,時間を返してあげることはできないのです。人の時間も他人の時間も大切にできる隼工生でいてください。
昨年も話をしましたが,建物の基礎,とりわけ高層ビルの基礎が地震などから建物全体をしっかりと支える上で重要なことは想像するに易いと思います。しかし,この基礎は,普段から見えてはいません。学習や技術習得であっても基礎があった上で応用ができるのです。
ものづくりを学ぶ隼工生は,まず,「人の想い」「時間」「基礎」といった,見えないものを大切にできる生徒であって欲しいと思っています。一年生の皆さん,2・3年生の皆さん,ぜひ心の定規に刻んでください。
次に,3年生には1月のインターンシップ出発式で「天職について」話をしましたが,覚えていますか。こちらは,企業がビジネスプランを構築する際の戦略の立て方です。
将来の生活の基盤となる仕事について,「自分がやりたいこと」「自分ができること」「社会に求められていること」の3つについて,それぞれ考えたことはありますか。といった内容でした。
1・2年生にも紹介しますが,
⑴ 「自分がやりたいこと」が「できる」,しかし「社会に求められていること」とまでは,いかない。これは趣味といいます。
⑵ 「自分がやりたいこと」ではないが,「自分ができること」で「社会に求められていること」は,労働です。
⑶ 「自分がやりたいこと」と「社会に求められていること」が一致しているが,「できないこと」は,夢と言うでしょう。
では,もし,「自分がやりたいこと」「自分ができること」「社会に求められていること」が一致していることは,何と言うでしょうか。それはおそらく皆さんにとって天職となるでしょう。
そこで,皆さんの今後就く仕事を天職とするためには,どの様な「発想」や「行動」が必要かというと,
⑴ 趣味を「社会に求められている」高いレベルまで引き上げる。
⑵ 労働だと思っていたことを「自分が追求してみたいこと」へとポジティブに捉える。
⑶ 夢だと思っていたことを叶えられるように,少しでも資格・検定など「できること」を増やすことです。
何事も人生を楽しめるように「発想の転換」と,「バイタリティ(活力)」を身につけて,チャレンジしてみてください。
最後に,皆さんにとって,今日から隼工での学習や実習,部活が,天職を得られる良い高校生活や,輝かしい人生の出発点となることを期待して,本日の挨拶といたします。
2025年5月13日
2025年05月13日(火)
野球部優勝! ー春季地区大会ー
5月12日,13日に行われた野球の春季地区大会で,野球部が優勝しました!
1回戦 隼人工業 6-0 加治木
準決勝 隼人工業 3ー0 国分
決 勝 隼人工業 2ー1 加治木工業
日頃の練習の成果が見事優勝へと繋がりました。今後も野球部の応援をよろしくお願いします!
2025年5月12日
2025年05月12日(月)
生徒総会
6限目,全校生徒が体育館に集まり,生徒総会を実施しました。
生徒会が中心となり,会計報告や各種委員会の目標の確認,学校への要望事項を各クラス代表者が述べ,提案の可否を検討しました。
自分たちが過ごす学校を,自分たち自身で良くしていくにはどうすれば良いか。自分事として考える機会になったでしょうか?
生徒総会 校長挨拶
皆さん,こんにちは。
各学年,新年度が始まって1ヶ月が過ぎましたが,個々が立てた学習や資格取得,部活動での役割など,各学年の目標に向かって順調に進んでいるでしょうか。
今年一年,自らの力で「できること」を増やせるよう,努力の汗をかき,感動の涙で締めくくって欲しいと願っています。
さて私事ですが2ヶ月前の3月13日に校長室へ1本の電話がありました。
電話の主は,私が平成3年に教員生活をここで始めて3年間担任した時の生徒でした。
50歳になる彼は,隼工のインテリア科を卒業後,仕事を頑張って,現在,全国展開しているある企業の部長をしているそうです。昨年度,部下が高校生に対する企業説明会で隼工の資料を持ち帰った時,私が母校に帰ってきているのを知って,懐かしく電話をかけてくれたそうです。
私は,その卒業生らと,同じ時間と空間を共有し,心通わせたその3年間の出会いは,何物にも代え難い貴重な出来事で,30年以上の時を経てもなお,その時と変わらず思い出話をしては談笑したところでした。こんな経験ができることが教職員としての職業の醍醐味であり,そのことを味合わせてくれることに対して感謝しかありません。
下世話な話ではありますが,いくらお金を積まれて役になりきったとしても,心から分かち合うことをできないのが,この様な貴重な「思い出」です。(無形の「思い出」も,観ることのできない大切なもの)
逆を言えば,今,級友・部員・先生・家族と共に過ごして,お互いが確かにここに,こうして存在したことを認め合い,時を超えて励まし合えることは,お金に換えがたい貴重な存在であると言えるのです。
本日は,皆さんがそんな思い出に残る,「より良い学校生活」を過ごす上で委員会活動の在り方や,要望を話し合う場です。これからも皆さんと一緒になって,「誇れる隼工」にしていきたいと思いますが,そのためにも皆さんが,主体的に取り組むことを期待して,私からの挨拶といたします。
2025年5月10日
2025年05月10日(土)
霧島しごと維新 ー君の夢を叶える高校フェアー
霧島市シビックセンターにて開催された霧島しごと維新事業「君の夢を叶える高校フェア」に参加しました。
本校含めて霧島市の5校の高校が,学校紹介を行い,各校ブースでより詳細な説明を行うなどしました。
本校からは生徒会の3名の生徒が壇上でプレゼンテーションを行い,ブースで各自が所属する学科の説明を実際の制作物を交えて説明しました。
インテリア科のスツールや電子機械科の機械で削り出された歯車を手に取ってみたり,情報技術科のルービックキューブの面を自動で揃える機械に「おぉー」と歓声があがっていました。
ただ限られた時間での説明でしたので,興味を持たれた方にはぜひ8月22日の中学生一日体験入学に参加して貰えると嬉しいです。
2025年5月9日
2025年05月09日(金)
バレーボール部優勝! ー春季地区大会ー
5月8,9日に行われたバレーボールの春季地区大会で,優勝しました!
5チーム(加治木,加治木工業,国分,高専,隼人工業)の総当たり戦を全勝し,見事優勝を手にしました!
これで昨年に続いての2連覇を果たしたことになります。
これからの活躍にも期待が高まりますね。今後もバレーボール部の応援をよろしくお願いします!
2025年4月28日
2025年04月28日(月)
情報モラル教室
本日6限目,全校生徒を対象に情報モラル教室が催されました。
講師に霧島市警察署 生活安全課の方をお招きし,映像や実際の相談件数などを交えたお話をしていただきました。
もはや所持が当たり前となっている携帯電話。それを通じた詐欺被害に対する事例についてと,同年代に多いSNSを通じた被害についての映像資料を見た後,霧島市で実際に警察署に寄せられた相談数のグラフ資料をもとに,決して自身に起こりえない事ではないのだという認識を深められたと思います。気づかないうちに被害者になることも,逆に加害者になることもあり得ることをよく知っておいて欲しいです。
ご家庭でも携帯電話の取り扱い,家庭でのマナー,フィルタリングの有無,携帯依存になってはいないか,といった確認を是非ともお願いいたします。
2025年4月24日
2025年04月24日(木)
ソフトテニス部快挙! ー春季地区大会ー
23,24日に行われたソフトテニスの春季地区大会で,本校ソフトテニス部が快挙を成し遂げました!
・男子団体 1位
・女子団体 2位
個人戦も男女ともに上位入賞を果たしました。
今後の活躍も楽しみですね。今後もソフトテニス部の応援をお願いします!
2025年4月14日
2025年04月14日(月)
全体朝礼
▲ー 朝礼の様子の撮影を失念していたため,代わりといってはなんですが正門に咲いたネモフィラをご覧ください ー
校長挨拶 (想像する力を高めるには)
新しい年度,令和7年度の始業式と入学式を終え,今朝は,1年生から3年生まで揃った全校生徒411名での全体朝礼となりました。こうして揃う皆さんの姿を見て,頼もしくも感じます。
先日,入学式に来賓として出席いただいた同窓会の皆様も,「後輩諸君の活躍を通り沿いの看板や,新聞で見るたびに,元気と,隼工生OBとしての誇りを感じます。後輩の為に我々ができることは何でもしますよ」とおっしゃっていただくなど,大変嬉しい気持ちをいただきました。
今年度もそういった卒業生や皆さんと,一緒になってこの隼工を盛り上げていきたいと思っていますので,協力をお願いいたします。
さて,2,3年生は昨年度からも知ってのとおり,話は「目で聴き,耳で観る」と,お話しをしてきました。それがどういったことなのかは,理解ができていると思いますが,1年生の為に改めて話をしたいと思います。
我々,日本人の特徴として,一つの動作や状況を観て(観察),察することが上手なところがあると言われています。
また,耳で聴いて(傾聴)その状況を想像し,伝えることも得意です。島国で同一言語を話す私たちの特性なのかもしれません。例えると,「猛暑の中,小さな黄色い花がうなだれている」その様子を観て,水が欲しいと訴えているように聞こえるなどの観て聴く,聴いていて皆さんがそれぞれ頭の中で黄色い花を観ることができるなどです。
私は,この特性を存分に活用して,これからの社会で生きる皆さんに「想像する力」を付けて欲しいと思うのです。
何故なら,すべての言動は,この想像や見通しによって判断され,始まるからです。
ただし,目に見えているものだけを信じて言動してもいけません。写真や動画,漫画は,状況を説明したり,同じ映像で意思を統一したりすることができ,見ている側も理解を高めることに長けた手法です。
しかし,情報化社会が進む現代において,全てが皆さんにとって利があるとは限りませんから,情報を発信する側の意図も理解する必要があります。皆さんにとっては,相手の立場になり「心で観る,心で聴く」ことが大切なのです。
そこで想像する力を付ける為に,有効な手段は何だと思いますか。
それは,「活字を読む」こと,「人の話を聴く」ことです。特に読書は,人の頭の中で自らが絵を描くことができるなど,想像力を豊かに育んでくれるのです。
保護者や私たち職員は,皆さんの良き伴走者です。高校生としての制服やカバン,知識や技術を与えて,一見,高校生らしい様子に整えて,促すことはできますが,中身の成長は,皆さんも知ってのとおり,自分自身の考え方や取組,「良き行いができるようになる」とする自己指導力でしか真の成長はできないのです。
最後に,今週は「いじめ問題を考える週間」です。一人一人には輝かしい未来があります。隼工生として,ものづくりの学習を行う前に,人の想いを想像し,今,本当に相手が必要としていることは何なのかを,悟れる想像力を身に付けて,今年一年,更に成長することを期待して,本日の挨拶といたします。
2025年4月8日
2025年04月08日(火)
第78回 入学式
青天と舞い散る桜に見守られ,本日126名の生徒が新たに隼人工業高校として迎えられました。
入学式 式辞(抜粋)
新入生の皆さん、入学式は未来への決意を新たにする場です。現在の社会は、国際化、テクノロジーの進化、環境問題、感染症問題など、様々な問題と向き合っています。皆さんが生きる未来は、新たな社会の仕組みや価値観が生まれるなど、大きな変革が続くことでしょう。その未来を、自分で生き抜くための基礎力を高校三年間で身に付けて、先程紹介した「社会の一員として貢献できる実践的産業人」を目指してください。
皆さんが高校生活をスタートさせるにあたり、自覚して欲しいことを私から2つお話しします。
先ず、「人間力を身につける。」ということです。
高校は、中学校までの義務教育とは違い、それぞれが自分の将来の姿を描き、目標を立て、その実現のために自らが学びに向かう場所です。将来自分が希望する職業に就くため、基礎的技術や技能を習得し、心身を成長させ、できなかったことが数多くできるようになるところです。
夢実現のため、人任せにせず、自らが考え、判断し、行動するための「知識」と、それをもって工夫する「知恵」と「実践力」を、主体的に身につけようと努めることや、他人の想いを理解し、今在ることへの感謝ができ、自らが想いのある言動を行うなど、人格の成長を促す自己指導力によって、社会に順応するための「人間力」を身につけて欲しいと思います。
次に「ポジティブに挑戦する。」ということです。
自らの意思によって目標を持ち挑戦することで、今まで経験してこなかった事柄に出会うことができます。それは決して良いことばかりではありません。したくもなかった苦い経験も時にはあるでしょう。しかし、その経験が無ければ悔しい感情や、成功したときの感動を味わうこと、周りの方々への心からの感謝が芽生えることもないでしょう。自分にとって他人にとって良いことを、「できる」「できない」と頭で考えすぎることなく、まずやってみることです。私たち職員は、皆さんの良き伴走者としてサポートしたいと考えています。ですから今日の今、この瞬間から、弱音を吐かないで何事もポジティブに、プラスに考えて言動してください。口に+-と書いて吐くいう漢字がありますが、皆さんには口に+と書いて叶う言動を心がけて欲しいと思っています。
そのことによって皆さんが、-と捉えがちなことも自らのバイタリティーによって打開する力を付け、隼工で心震える様な感動が得られるようになることを期待します。
以上二つの「人間力を身につける。」ということと、「ポジティブに挑戦する。」という志を、高くもって、高校生活を送ってください。
2025年4月7日
2025年04月07日(月)
始業式 ~令和7年度 1学期~
新しい年度が始まりました。
在校生は明日入学する新入生の規範となるべく,気を引き締めてきましたか?それとも新学年にそわそわしているのでしょうか。
この1年が充実したものとなるよう,各自目標を立てて臨んでくれたらと思います。
また,今年は新たに職員を10名迎えることとなりました。みなさん,どうぞよろしくお願いいたします。
令和7年度 1学期始業式 式辞(どちらのタイプか)
桜咲くこの季節は,新たに転入・入学,新年度始業の季節でもあります。
先日,定期人事異動によって離任された隼工にご尽力くださいました先生方を,感謝をもってお送りしましたが,本日,先ほどご紹介しご挨拶いただきました,欠席の先生方を含む10名の経験豊富な先生方を新たにお迎えし,大変心強く感じているところです。
また皆さんと心新たに今年度をスタートすることができることを大変嬉しく想います。
さて,今日からそれぞれ学年も上がり新年度を迎えました。皆さんには,昨年度3学期終業式にて「新学年で新たにチャレンジする目標を立てて,始業式を迎えてください。」と,お話しまたが,目標を立てることができたでしょうか。
最終学年となる3年生にとっては,2~3ある目標の中,その多数が進路決定を果たすことにあると思いますが,これまでに積み重ねた他者に対する敬意の念と,実現のための方策を自分の特性をよく知った上で,社会で通用する思考・表現する力を得ることが肝要です。更に計画に則り行動力を高め,「プラスαの努力」を普段から「意識」して欲しいと思います。
学年中堅となる2年生にとっては,これまで学習した基礎的知識・技術の応用・発展と,部活や家庭での役割を自らが考え,行動することで自らが存在価値を高め,社会性を身に付けることが,将来の進路に繋がると,「意識」して生活して欲しいと思います。
こうして皆さんは,社会に出るための「生きる力」を身に付けていくわけですが,そのプロセスにおいて,困難に出会った際,人は2つの「考える」タイプがあると聞きます。
皆さんはどちらのタイプでしょうか。
一つは,「できない言い訳」を考えるタイプで,もう一つは「できる方策」を考えるタイプです。
どちらが,生産性が高くなるかは,皆さんも分かるとおりで,「できる方策」を考えるタイプです。
皆さんの着地点でもある社会において,例えばトヨタ自動車では,企業成長のために課題を解決していく過程で,起こった事象に対し「なぜ」を5回,なぜ怪我をしたのか。なぜ機械が作動していたのか。なぜそのことに気がつかなかったのか。なぜ疲労していたのか。など,その理由を深掘りし,本当に必要な対応策を「カイゼン」として考えるそうです。
このトヨタ式カイゼンは,日本企業のみならず世界的にも活用され「improvement」ではなく,アルファベットの「Kaizen」で表記されるほどです。これらのことからも分かるように,社会人へと成長することを「意識」して「できる方策」を考える生活を送って欲しいと思います。
結びに,皆さんが,生きる力を身に付けて,自らの特性で社会に貢献することを目標に,できることを増やせる一年となることを期待して,令和7年度1学期始業式の式辞といたします。
2025年3月25日
2025年03月25日(火)
終業式・離任式
本日,終業式と離任式が行われました。
3学期終業式 式辞(水の如く自らの力で切り開く)
ここ最近の暖かい日が続く春の日差しと,北には自然と歴史のある霧島の美しい山々,花々が赤や黄色に咲き誇り,新緑の葉が光り輝くなど,一年でも素晴らしい季節となりました。
この時期は,学年の修了や卒業など,締めくくりの時期でもあり,進級・入学や入社の新たなスタート,別れと出会いの季節でもあります。
本校での出来事を話しますと,先月の28日,同窓会入会式で3年生は,社会で活躍されている1万1千人を超える同窓生の仲間に迎えられ,今月の3月3日月曜日には,2年生の皆さんや3年生保護者の皆さんと,霧島市副市長などの来賓・先生方が参加する中,ここ本校体育館にて,3年生の第77回卒業式を行うことができました。
先進技術開発・製造が行われているこの霧島市の地で育った産業人の卵である3年生は,学校行事でも皆さんをリードし,課題研究や進路発表でも自らが経験したことを惜しみなく伝えてくれました。
そんな3年生は,学習活動は元より,苦楽を共にした同級生や後輩諸君との楽しい日々を振り返りつつ,新たなステージに向け旅立って行きましたが,3年生を代表して内田さんが答辞の際に述べた「どんな時も支えあい,お互いを高めあえる仲間と共に,学校生活を送ることができて本当に幸せでした。」「皆さんが隼人工業高校の伝統を受け継ぎ,大きく発展させて,後輩たちに引き継いでいってくれることを願っています。」といった言葉が大変印象に残りました。
このことは,隼工の伝統を引き継ぐ残された1,2年生の皆さんと,我々職員に成長と発展への示唆となりました。
さて,皆さんはこの一年を振り返ってみて,どんな時間を過ごすことができましたか。
私は,年度当初,そして新年,乙巳(きのとみ)の年となった1月の始業式でも「チャレンジする年としてください」とお話しをしてきました。
そのことは,人として大きく成長して「生きる力を身に付けて欲しい」という願いからでした。
改めて皆さんに問いますが,1年前とするとどんなことができるようになりましたか。
学習や専門技術の向上は勿論のこと,学校での活動,家庭や自治会での取組など,個人の能力や,人を敬い協力し合うなどの社会性を向上させることができたでしょうか。
また一年間を通して「人の想い」「時間」「基礎」の3つ,見えないものを大切にするという「人としての在り方」を,自らの自己指導力を基に備えることができたでしょうか。
何事にも通ずることですが,向上する為の秘訣は,今まで努力している上に,更に 「+α(アルファ)の努力をする」ということです。その努力は皆さんを決して裏切ることはないでしょう。何らかの形で,必ず自分の力となって返ってきます。
しかし,もし,報いることのなかった努力があったとするならば,それは努力とは言わないでしょう。
話は少し変わりますが,今から約400年前の戦国時代,戦国の世を終わらせるべく豊臣秀吉の元で軍師として活躍し,後の筑前黒田52万石となった黒田長政の父,黒田考高(よしたか)通称 黒田官兵衛は,戦国の世を生き抜くにあたり,水五訓という言葉を残しています。
※(目を閉じて,耳で観てください)
それは,人の考えた常識ではなく,自然の摂理,水が上から下に流れるような「天地自然の理(ことわり)」を,自然界に住む我々もかくあるべきと人を導く教えです。その水の様子にある3つに,「常に自らの進路を求めて止まらないのは水である」また「障害に遭っても激しくその勢いを増して百倍にできるのも水である」「洋々として大海を充たし,発しては蒸気となり,雲となり,雨となり,雪と変じて,霰(あられ)と化し,凝(ぎょう)しては美しき鏡となりたるも,その本質は水である」と水の在り様を伝えています。
※(目を開けてください)
これは,人にあっても「自らが考えて道を切り拓くこと」「諦めることなくじっと耐えて努力すれば,大きな力になって返ってくること」「水は温度変化によって,また器の形によって自在に形が変えられますが,その本質は変わりません。人もまた,与えられた環境の中にあって,社会の変化に対応すべく常に柔軟に努力できる」ということを伝えているのです。
戦国の世とその様は異なりますが,近年でも,AI等を駆使した情報管理,情報操作によって,生活や仕事,戦争までも,戦国と同様にめざましく変わる激動の時を迎えています。
そこで皆さんも「自らの将来は,自らの力で切り開く。」と,心してください。
そのための人間力を常にチャレンジすることで身に付けていって欲しいと思いますし,一年後,再び3学期の終業式で「何ができるようになったか」と問われた時に,皆さんが学習や技術,料理や社会性など,生きていく為の数多くの人間力がついて,「できることが増えた」と,言えることを期待しています。
結びに,明日からの春休み期間において,未来ある皆さんが新学年で新たにチャレンジする目標を立てて,元気にまたここで始業式を迎えられることを願って,3学期終業式の式辞といたします。
離任式では,10名の職員が転出・退職されました。
生徒に寄り添い,温かく見守り,授業や生活の面で優しく,ときに厳しく指導していただき,誠にありがとうございました。
2025年3月3日
2025年03月03日(月)
第77回 卒業式
本日,本校から133名の生徒が巣立ちました。
皆さんのこれからの道のりが,明るく幸多きものとなるよう,願っています。
卒業式 校長式辞(抜粋)
皆さんはこれから、就職・進学とそれぞれの進路での新しい歩みが始まりますが、今日からは、自分の足でしっかりと大地を踏みしめて歩いて行かなければなりません。
しかし、時には迷いもあるでしょう。そんな時は、自分の心、学び舎の原点である、「隼工生」として、常に持ち続けて欲しいことがあります。
それは、昨年4月の年度当初に私が皆さんにお話しした『ものづくりを学ぶ工業高校に在って、「人の想い」「時間」「基礎」の三つを挙げ、「見えないモノこそ大切にできる隼工生」であって欲しい』と伝えたことです。
これは、まさに「人が人として、よりよく生きていく」ための、本質を説いたものであり、「隼工生」とは、「人の想いが込められた品物を大切にできる」ことは勿論のこと、「人の想い」「時間」「基礎」など「見えないモノを大切にできる」生徒である。という、隼工生が隼工生であるその所以、そのIdentity(独自性)を胸に刻んで生活して欲しいということです。
これは、皆さんが、AIに代表される変革の時にあるこの社会を、人として迷い無く、力強く生きて活躍すると同時に、幸多き人生となることを、私は心から願っているからです。
皆さん本当におめでとうございます。
2025年2月26日
2025年02月26日(水)
年金セミナー
3年生を対象とした年金セミナーが行われました。
もうじき社会人として世に出ることになる3年生。これまではあまり意識したこともなかったであろう年金について,学ぶことができたでしょうか?
2025年2月25日
2025年02月25日(火)
全体朝礼
全体朝礼が行われました。
3年生が自宅学習期間に入り,卒業をあと数日後に控えていることもあり,1年生と2年生だけが並ぶ体育館も何だがとても広く感じます。
全体朝礼 挨拶(「難有」と書いて「有難う(ありがとう)」)
皆さん,おはようございます。
1月2月は,冷え込みの激しい時期で,今朝の様に雲無く晴天となると地表の熱が宇宙へ放出される放射冷却によって,グッと寒くなります。日中の気温は上がりそうですが,この時期は,寒い日と暖かい日が繰り返される様子を「三寒四温」といい,徐々に暖かくなります。
この時期はそうやって春を迎えますが,温度差が出てくると,自律神経失調で体調を崩しやすい方も出てくるようです。皆さんも体調管理には,気をつけてください。
さて,この時期になると,梅の花が開花し,自然の美しい白や赤の色合いを見せてくれます。その花は,まだつぼみの頃に雪降る冬の寒さに耐え,じっと力を蓄えた花たちで,一年間で一番美しい時を迎えています。
平安時代の和歌には,実は桜よりこの梅が,春を詠む花として多く使われていました。
今週は,3年生が28日の金曜日に同窓会入会式,来週月曜日3月3日には,卒業式を迎えます。3年生は,多くの経験から,自らが考え,判断し,行動することで,この三年間,できることが増えた喜びと,学びの為の困難を耐え忍んで努力してきたことがあったと思います。
皆さんも知ってのとおり,人は,楽をしていて中身の成長はできません。困難なことから避けていては,実力も考え方も成長できないのです。逆に困難が有るから打開する力をつけて,または考え方捉え方を替えて成長できるのです。「難有」と書いて,「有難う(ありがとう)」というように成長する機会を与えられたと,捉え方によっては感謝すらできるようになるのです。
しかし,3年生の自らが立てた三年間の目標が,道半ばであれ,高校生活は,ここで完結されます。その達成度は,大なり小なりそれぞれ有っても,人生の学びが終わったわけではありません。社会に出てからの経験で,高校生活では見られなかった急成長をする3年生もいることと思います。
そんな3年生を私は,学校行事や部活動などで,引っ張っていってくれたことに対して,皆さんと一緒に感謝を込めて送り出せたらと思っています。
また,在校生である皆さんも,先輩から引き継いだ隼工を,3年生や卒業した同窓生が,「あの制服を着た隼工生は自分たちの後輩だ」と誇りに思う,自慢に思う隼工にしていくことが,延いては自分の進路や将来に繋がっていくことを胸に留めて,先生方と一緒に,学習や部活動,学校行事に校外活動にと頑張っていきましょう。
終わりに,伝統を引き継がれる者として,誇りを胸に,益々隼工が発展していくことを期待して,今朝の挨拶といたします。
2025年1月27日
2025年01月27日(月)
表彰式・全体朝礼
先日行われた第52回全国高等学校選抜卓球大会県予選にて,1年男子シングルス 第3位に入賞したインテリア科1年迫田くんの表彰が行われました。
入賞,おめでとうございます!今後の活躍も大いに期待しています。
表彰式の後は,全体朝礼が行われました。以下に校長先生の言葉を記載します。
全体朝礼 挨拶 (日々の挨拶)
皆さん,おはようございます。
今年に入ってから今日は,もう1月の最終週となりました。時が経つのも早いもので,これから先も「1月は行く,2月は逃げる,3月は去る。」と,言われるように早く感じられる期間となります。
学校行事も在校生を育てつつ,卒業と次年度の入学生受入のため,皆さんも経験した入試が始まります。その始めに来週2月4日には,推薦入学者選抜が行われます。
また,3年生は明日から学年末考査で,2月からは自宅学習期間に入ります。
2年生も明日からは,企業に出向いて職業体験を行う,インターンシップが4日間,始まります。
いずれも,社会に巣立つ前の「基礎知識と基礎技術の修得確認」であったり,「社会や企業で,どの様に自分の役割を果たすことができるかを知る。」であったり,皆さんが行うことには全て意味があるものです。
確認や体験をとおして,「自分の成長」と「進路実現」に役立てていただけたらと思います。
さて,社会の基礎・基本で大切なことは何かと問われると,多くの起業家は,まず一番目に『「挨拶」です。』と,答える人が多くいます。東京の大学を出た人だけが社長をしていて言っているわけでなく,修学旅行に行った2年生も知ってのとおり,お坊さんをしている社長さんも「挨拶」の大切さを語っていました。
よく,「隼人工業生は挨拶がいいですね」と言われますが,「おはようございます」「こんにちは」といった,言葉だけが一人歩きしている訳ではありません。
私は,南半球の国で2年間,サッカーの指導をしていましたが,いつも挨拶を交わしていました。英語の「Good morning」だけでなく,共通語の「gupela tru」,部族語の「matamolaila」などで,挨拶は世界のどの国でも言葉を換えて行われる習慣です。
世界で,各国で,一つの島で,一人で生活していたら,交わすこともない挨拶ですが,挨拶を交わすことで伝えたいことは,皆さん,何だと思いますか。
私が考えるに,伝えたいことは「心」です。相手に対しての「敬う心」「感謝の心」ではないでしょうか。
逆に「挨拶をしない」と言うことは,どう捉えられることとなるのでしょうか。
これからの社会が変化していく中にあっても,人間社会で古くから変わらない敬いや感謝を伝えあう「日々の心」を,大切にできる人物へと成長してくれることを期待して,本日の挨拶といたします。
2025年1月24日
2025年01月24日(金)
イルミネーション設置
正門に初午祭のイルミネーションを設置しました。点灯時間は17~24時となっています。
▲昼間の様子
▲夜間の様子。やはり点灯すると華やかですね。
このイルミネーションは,吉野公園での鹿児島イルミナージュ2024の開催にあたり,依頼を受けて美術部がデザイン案を提供したものが元となったものです。
2月16日の初午祭までの期間,お借りすることができました。お近くにお寄りの際はぜひご覧下さい!