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  • 2024年05月22日(水)

    「命の大切さを学ぶ教室」

    5月22日 「命の大切さを学ぶ教室」が実施されました。

    講師は交通死亡事故被害者御遺族の黒木祥子さんで,『被害者遺族体験を通して思ったこと』という演題でお話をしていただきました。

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     黒木さんは,高校の実習教諭をされており,学校で生徒へ交通事故防止をされる立場であったこともあり,係が代わっても生徒達の交通安全については気にされていたそうです。そのような中でお母様の交通事故を経験されました。

     その経験から,生徒達に交通事故の怖さ,悲しさ,そして命の大切さについて知ってほしい,そのために自分に何かできることがあるのではないかと思われて,この教室の講師を引き受けてくださいました。

     涙を流しながらお母様への思いを語られる様子に,体育館で話を聞いている私たちもこみ上げる思いが抑えきれませんでした。命のはかなさ,そして残された家族のどうしようもない悲しみにとても心が揺さぶられる時間でした。「悲しい体験をもう誰にもしてほしくない」という黒木さんの気持ちで,いつもと代わらない日常生活の大切さに改めて気づかされました。

     貴重なお話を聞かせていただけたこと,とても感謝しています。ありがとうございました。

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  • 2024年05月20日(月)

    全体朝礼

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    校長 挨拶

    『1学期中間考査も先週で終わり,今週から高校総体県予選が多くの部で始まります。日頃,鍛えた心 と 技 チームワーク を発揮して欲しいと思います。
    また,3年生にとっては,本日も早速,進路選択に関する合同LHRが行われるなど社会に向けた大きな一歩となる選択が これから 待っています。


     先日,進路から配られた進路通信「Aproach」には,「進路選択で,どんな職業に向いているか」は,「自分が遭遇した物事に,徹底的に打ち込むことが重要」と,ありました。私もこのことは 自分を知る上で,とても大切であると思います。何事も一生懸命に努力していく過程で見えてくるものがあります。もちろんその過程では 良いことばかりではありませんが,「 思っていたよりも奥が深くて ,自分に ぴったりな新たな発見があった 。」「 知らない分野に気づくことができた。」など,皆さんの 経験による知的探究心が次の行動につながるでしょう。


     また,「試合に勝った。」「 試験に合格した。 」 その結果は,苦労してきた 時間 に比べればひととき であること を 皆さんも知ってのとおりです が,必死に努力し汗をかいた分だけ 結果はどうあれ 心は 確実に成長をすることができます。

     さて,大会や進路選択を前に, 皆さんに成功の秘訣 となる一つ をここでお話しします。ゴールドメダリストなどに勝利の秘訣を聞いたところ,選手が「相手に勝つ前に,まずは自分との戦いだ。」「最大の敵は自分自身だ。」という選手が多くいることは 皆さんも知っているかと思います。では,自分のどのような部分を克服する必要があると思いますか。


    (ここからは,特に「耳で観て」ください。)


     一年生には入学式でも話をしましたが,何事も,常に プラス 思考で挑む ということです。時として 口から出る言葉にプラス 思考な 発言があったとしても, 場面や 相手 が変わり ,自分の都合で マイナス 思考な発言 が あると,心にブレが出てしまいます。言葉 に芯が無く, ただ 吐 き捨てているだけになってしま い ます。 -(マイナス)思考な発言を繰り返されると,その人を遠ざける人も出てくるでしょう。 それでは周りを巻き込み思いを叶えることはできません。


     では,どうすれば叶うの か。 口に+ (プラス) と書いて, 叶う と書 くように, その時その時,「 自分はやれる。」「自分はできる。」と自分の潜在能力を信じ,チームメイトや顧問の先生 ,教科・学科の先生 を 信じ ,常にプラスの言葉を口にするなどどんな困難な時でも プラス思考 で 汗を流す ことで 目標 を叶える 力が 個人やチームに 付くでしょう 。


     それでも本当に 一生懸命にやっていると キツい時 が出てきます。その時 は,笑い飛ばしてください。皆さんには キツいことも跳ね返すバイタリティが 身につくでしょう。何をやっても 一生懸命することは,良いことばかりです。

     徹底的に打ち込んで社会に出る前のリアルな高校生活を楽しんで欲しいと思います。 今後の皆さんの活躍を祈念して,本日の 全体朝礼の挨拶といたします。』
     

  • 2024年05月20日(月)

    表彰伝達式

    先日行われた姶良・伊佐地区高等学校体育大会の表彰伝達式が行われました。

    陸上競技  男子やり投げ:第2位 女子200m,400m:第1位

    水泳競技  男子50m自由形,50mバタフライ:第1位

    男子バレーボール競技  第1位

    男子バスケットボール競技  第3位

    ソフトテニス競技  男子個人:第1位  男子団体:第1位  女子団体:第1位

    弓道競技  男子団体:第2位

    高校総体での活躍も楽しみです!!

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  • 2024年05月13日(月)

    生徒総会

    本日生徒総会が行われました。

    各種委員会の本年度の活動や目標の発表や,各学級からの要望事項について提案がありました。

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    学校長挨拶の様子

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    生徒総会  学校長挨拶
    新しい年度が始まって,早くもひと月が経ちます。このひと 月の間,学校においては,学習や新しい実習,部活動にと新たな知識・技術の習得に,充実した日々を過ごすことができていたのではないかと思います。 また,教室や部室,家庭においても新たな役割を担って,活動を励み,喜ばれてきたことでしょう。
     さて,生徒総会を前に,私から一言,挨拶をいたします。

     生徒会活動と は, よりよい学校生活を送るために 「 誰かが 何かをしてくれる。」という ことではなく, 「 生徒自らが 組織の一員として,自分は何ができるか」 という 活動 です。先に話をしたように,皆さんは, インテリア科○年 や サッカー部バレー部野球部 などや家庭において,その組織の一員です。社会に出ても地域や会社の一員で,自分の役割を自らが認識して,行動すること で喜ばれ,生活の場で も,家族に喜ばれ,こころ 豊かに暮らし,会社では手当をいただき自らの生きがいややりがい を感じる こ と で 「 自らの存在価値を 自らが認識できる 」 ようになれるのです。
     話は変わりますが,私は先月 もお話ししたとおり, 3度目,14年目の赴任です。長い教員生活の中では,多くの事柄を生徒や職員の皆さんと共有してきました。 先日, サッカーの地 区大会へ 応援に行った際も,子どもの応援に来ていた教え子と会い,学校が繋いでくれた縁を喜びました。このようなことからも私はどの学校よりも隼工に思い入れがありますし大切に思っています。そんな隼工が先週行われた地区大会で 優勝するなどの活躍を見せてくれて自分のことのように嬉しく 思い, 皆さん や指導してくださった先生方 を誇りに思いま した 。このことはおそらく 皆さんの保護者や卒業生,学校があるこの隼人の地域の皆さんにとっても 同じ思いでは ない かと推察いたします 。 県大会でも皆さんを誇りに思う気持ちを ,皆さんの 心の支えに 活躍してくれることを祈念しております。
    これらのことからも私たちは,直接的,間接的に皆さんと関わり,それぞれの組織の中で支え合っています。今日は,皆さんのことを思ってくださる方々と,地域に所属する学校で ,よりよい学校生
    活を 皆さんと 楽しく 送るために ,課題や目標を出し合って,意義有る会にしてもらえることを期待して,私からの挨拶といたします。

  • 2024年05月11日(土)

    君の夢を叶える高校フェア

    11日土曜日,国分シビックセンター多目的ホールにて,霧島しごと維新「君の夢を叶える高校フェア」に代表生徒3名が参加しました。

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    各学科から1名ずつ,生徒会役員でもある生徒3名が,中学生やその保護者に,隼人工業高校の生活や授業内容を紹介しました。

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    中学生の皆さんの進路選択の参考になったのであれば嬉しいです。また,8月22日の中学生一日体験入学にもぜひ来て欲しいと思います。

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  • 2024年04月24日(水)

    ネットワークと健康被害 講演

    全校生徒を対象にネットワークと健康被害についての講演を実施しました。スマホの使いすぎによる健康被害やネットトラブルなど,利便性にだけとらわれることなく弊害も学んでおかなければならないですね。

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  • 2024年04月09日(火)

    第77回 入学式

    前日の雨が嘘のような快晴に恵まれ,本日4月9日,新入生157名が隼人工業生となりました。

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    校長より 式辞(抜粋)
    『皆さんの入学を心から歓迎いたします。
    皆さんは高校入試をはじめ,これまで幾多の試練を乗り越え,晴れて本日を迎えることができま した。これは皆さん一人ひとりの努力の成果であることは勿論ですが,これまで皆さんを支え育ててこられた,ご家族をはじめ, 多くの方々の 愛情とご支援のおかげでもあります。このことをしっかりと心に刻み, 「感謝の気持ち」をもって高校生活を踏み出してください。
     皆さんが生きる未来は,新たな社会の仕組みや価値観が生まれるなど,大きな変 革が続くことでしょう。その未来を, 自分で生き抜くための力を高校三年間で身に付けて 「社会の一員として貢献できる実践的産業人」 を目指してください。

    皆さんが高校生活をスタートさせるにあたり,自覚して欲しいことを私から2つお話しします。

     先ず,「人間力を身につける。」 ということです。 高校は,中学校までの義務教育とは違い それぞれが 自分の将来の姿を描き, 目標を立て その実現のために自らが学びに向かう場所 です。将来自分が希望する職業に就くた め, 基礎的技術や技能を習得し, 心身を成長させる ところです。夢実現のため,人任せにせず,自らが考え,判断し,行動するための「知識」と それをもって工夫する「知恵」と「実践力」を主体的に身につけようと努めること や, 他人の想いを理解し ,今在ることへの感謝ができ 自らが想いのある言動を行う など, 人格の成長を促す自己成長によって 社会に順応するための 「人間力」を身につけて欲しいと思います。

     次に「ポジティブに挑戦する。」 ということです。ある脳科学者や心理学者によると「脳の潜在能力をたった 5%~7%しか活用していない。」と発表しています。これは考え方,普段の思考によって右脳と左脳の全領域が活性化されると言われています。よく「モノは考え方次第」と言います。「自分は一つのことしかできない。 」といったネガティブな考え方も,「一つのことをすることができる。 」とポジティブに考えることで活性化されます。また,「他のことも今から経験して身につける可能性を持っている。」と考えると更に活性化されます。ものは考え方一つです。「今日は疲れた」と口にすることで 身体は「疲れた」ことを認識するだけです。「今日は充実した」と口にすると身体は「次への可能性」を認識するでしょう。 行いも 同じように「悪い癖だから」とあきらめていては, 人生は変わりません。口癖や考え方など何をするにも 最初は 努力が必要です。改善の努力を習慣になるまで努めましょう。すると,習慣が行いを変え,行いが将来・未来を変え, 人生を変えていくのです。

     ぜひ皆さんには「人間力を身につける。」ということと「ポジティブに挑戦する。」という二つの志を高くもって,高校生活を送ってほしいと思います。』

    真新しい制服に身を包み,どこか緊張気味の表情の生徒,友達と嬉しそうに言葉を交わす生徒。それぞれ今後の生活に希望も不安もあることでしょうが,それらすべてを経験の糧にし,楽しみながら高校3年間を充実した輝かしいものにしてください。応援しています。

     

  • 2024年04月08日(月)

    始業式

    新年度が始まりました。

    新学年の目標を胸にした生徒も,まだ新しい学年にピンと来ていない生徒もいることでしょう。

    明日には新1年生が入学します。彼らの規範となれる先輩になれるよう願っています。

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    校長より 式辞
    『新年度,最初の始業式を行うにあたり,まず,皆さんにお話ししたいことは,これからある 「 授業 」 や 「 講話 」 に際して, 「目で聴き,耳で観る」 といった姿勢 で想像し,その事象に共感しながら自分なりの考えをもてる人材に成長して欲しいと思っています。
     本校の教育目標は「実践的産業人の育成」 です。卒業後の進路は70%前後が就職しますし,進学後も多くがこの社会に着地していきます。どの様な人材になって着地するかは人それぞれですが,学生のうちに自分の特性を伸ばし,社会性を身につけて 社会常識に衝撃を受けず スムーズに順応してもらうことが,我々教職員と保護者の願いです。
     そこで,隼工生の皆さんには これ から「三つのもの」を大切にして欲しいと思っています。
    ① 一つ目は 基礎 です。この体育館もそうですが 建築物の基礎は いつもは見えていません。見えているのは建物だけですが 地盤や基礎がしっかりしていないと 地震で傾いてしまいます。 皆さんが今, 普通教科や専門教科で 学んでいることも基礎です。実際の生活では見えてこない部分もあるかもしれませんが,モノの考え方, 捉え方となる大切な基礎となっているのです。
    ② 二つ目は 時間 です。モノの貸し借りはできますが 時間の貸し借りはできません。人の一日は 24 時間で 昨日待合せに 15分 遅刻したからと友だちから奪った時間を 「 今
    日 ,自分は23時間45分でいいよ 」 と 15分 返すことはできないのです。時間は無限の様ですが,人の時間,自分の時間は有限です。 自分の時間だけでなく,他人の時間も配慮するなど大切にしましょう。
    ③ 三つ目は 想い です。一人一人の顔が違う様に 一人一人考え方や想いは違いますが皆 「 幸せでありたい 」 とする想いは同じ です 。 親が子に幸せでいて欲しいと想う気持ち
    も同じです。また,工業のものづくりも,利用する人のことを想って作ります。他人 が利用する人のことを想い作られた製品に対して,品 物 だけに目を向けず, その「想い」も大切にしてください。その想いを理解することができるようになれば,感謝もし,自らが次に何を行えば良いのかとする行動も変わるはずです。
     デジタルな先進機器がもてはやされる時代において,アナログなことかもしれませんが人として大切な,この三つの「基礎」と「時間」と, 人の「想い」。この三つに共通して言えることは,どれも 見る ことは出来ないモノ です。この,見えないモノ こそ大切にできる隼 工生であって欲しい と思います。 今後益々の皆さんの成長を期待して ,令和6年度 1学期始業式の式辞といたします。』

     

  • 2023年12月22日(金)

    2学期 終業式・表彰式・新生徒会任命式

    2学期最後の日,表彰式・新生徒会任命式・終業式が行われました。

     

    表彰式では昨日催されたクラスマッチ各競技の第一位のクラスや,生徒発表大会のポスターデザインや競技部門の入賞者,高校写真展,高校美術展,かわなべ青の俳句大会の入賞者へと症状が手渡されました。

    20231222_表彰式

    次に行われた新生徒会任命式では,新たに生徒会を担う12名の生徒が壇上に並び,全校生徒へのお披露目となりました。隼人工業高校生徒代表として,全校生徒の規範として,切磋琢磨し活躍してくれることを期待しています。

    20231222_生徒会任命式

    終業式での校長講話の中では,何かとイベントの多かった2学期を振り返り,そしてこれから何を始めるのか,というお話がありました。

    新年という大きな区切り。来年1年間の目標を掲げ,気持ちを新たにした皆さんと3学期にまた会えることを願っています。

    20231222_終業式

     

  • 2023年12月21日(木)

    2学期 クラスマッチ

    2学期も残すところあち2日という今日,クラスマッチが行われました。

    競技はバスケットボール,サッカー,オセロ。

    冷たい風の吹く中ではありましたが,1位目指して各チームが熱い戦いを繰り広げていました。

    20231221_クラスマッチ02

    20231221_クラスマッチ03

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    結果は,

    〈男子バスケットボール〉

    第1位 電子機械科3年2組 Bチーム

    第2位 インテリア科3年チーム

    第3位 情報技術科3年 Aチーム

     

    〈女子バスケットボール〉

    第1位 情報技術科1年チーム

    第2位 インテリア科3年チーム

    第3位 インテリア科1年 Bチーム

     

    〈男子サッカー〉

    第1位 電子機械科3年2組チーム

    第2位 電子機械科3年1組 Aチーム

    第3位 電子機械科3年1組チーム

     

    〈女子サッカー〉

    第1位 インテリア科1年チーム

    第2位 インテリア科2年 Aチーム

    第3位 インテリア科3年 Aチーム

     

    〈オセロ〉

    第1位 電子機械科2年2組 香田くん

    第2位 情報技術科2年 横山くん

    第3位 電子機械科3年2組 福留くん

     

    以上のようになりました。結果はどうあれ,楽しんで競技ができたでしょうか。